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メルセデス・ベンツ、3Dプリンタを活用した医療機器の生産サポートを表明

2020年3月27日(現地時間)発表

 独メルセデス・ベンツは3月27日(現地時間)、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミック(世界的流行)を受けて、医療機器の生産支援の準備ができていることを表明した。

 乗用車部門では通常はプロトタイプの構築といった少量生産にしか3Dプリンタを使用していないが、これまでに年間で最大15万個のプラスチックおよび金属部品を製造した実績と経験を医療機器の生産に活用。

 光造形(SLA)、選択的レーザー焼結(SLS)、熱溶解積層(FDM)、レーザー積層造形(SLM)など、すべての一般的な3Dプリンタを使用して、医療技術で緊急に必要とされている個々のコンポーネントを製造できるとしている。

「私たちの非常に有能なチームと3Dプリンティングテクノロジーにおける長年の経験により、私たちは医療機器の生産に貢献する準備ができています。この目的のために、バーデンヴュルテンベルク州政府とも連絡を取り合っています。私たちの専門知識と専門知識は生産に利用できます。今、私たちに連絡するのは医療技術部門次第です。当社の3Dプリンタは間違いなく入手可能です」と、メルセデスベンツAG、生産およびサプライチェーンの管理委員会のメンバーであるヨルグ・バーザー氏はコメントしている。

メルセデスベンツAG ヨルグ・バーザー氏