F1カメラマン熱田護の「気合いで撮る!」
第17回:カナダGP
2022年6月20日 14:14
3年ぶりの……という枕言葉が付く、コロナ禍明けのグランプリが続きます。
カナダGPは、モントリオールの郊外の元オリンピックの会場跡を使っています。
木曜日のパドックは、TVなどのインタビュー時間でもあります。レッドブルの2人がモニターを見ながらコメントをしているのを横から撮影しました。
2人、仲がよさそうな感じがいたします。
トップチームのナンバー1とナンバー2がどんどん険悪になっていくのをたくさん見ていますけど、この2人は大丈夫そうです。そういう意味でも、ペレス選手の契約の延長が決まったような気がします。
どんな表情なんでしょ?
ね?
まあ、ハッピーエンドなのかな?
土曜日は雨でした。待ちに待った雨のセッション。FP3は、ピットの撮影のリクエストをしていたんですけれど、キャンセルしてコースに出ました。
いいね。やっぱりF1の雨は美しい!
でも、フォトグラファーズシャトルに乗っていたのは2人だけでしたけどねw
予選で、なんとアロンソ選手が2位!
路面はどんどん乾いていく状況。難しいコンディションです。そんな場面で、さすがです!
これは、予選の最後の方。
フェルスタッペン選手は、ライトレイン。後ろのラッセル選手は、なんとドライタイヤ!
ちょっと無理があったのかな。
走行ラインは、結構乾いてきていました。あと15分くらいあったら、ドライタイヤが成功していたかも分かりませんね。
このシーンは、アロンソ選手が目の前に来た時のスタンドの皆さんの表情です。
角田選手は、PU交換で予選最下位となりました。まあ、致し方ないです。
カナダといえば、ジャック・ヴィルヌーヴさんです。
そして、フェラーリのグリッドは赤く塗られていて、ジャックさんのお父さんのジル・ヴィルヌーヴさんの文字が描かれました。
フェラーリとジルさんの存在は今でも強烈に存在するということですよね。
予選で、5位がマグヌッセン選手、6位がシューマッハ選手と最高のパフォーマンスを発揮しました。当然、レースへの期待も膨らみます。
シューマッハ選手の6位というのは予選でベストリザルトです。ようやく、速さが見えてきたんでしょうか!
スタート直後に、またハミルトン選手と接触してしまってフロントウイングの翼端板がぷらぷらしてました。
オレンジボールが出てしまってピットインしてフロントウイング交換で……最終結果は17位……。シューマッハ選手はPUトラブルでリタイア……。
小松さんとは話せませんでしたけど。残念極まりないでしょうね……。
噛み合わないとは、まさに今のハース。
アロンソ選手。晴れてしまっては、レースペースは厳しいものとなるであろうとは思っていましたけど……。
後ろから迫ってきたボッタス選手への防戦で、走行ラインの変更が5秒ペナルティとなって、レース後に9位に降格となりました。
グリッドで、ホンダの吉野エンジニア。自信有りげな感じでしたよ!
ラティフィー選手。交代の噂は絶えません……。どうなるんでしょうね?
周選手。最近、成績が上向いているような気がいたします。
ボッタス選手との差が縮まってきましたよね。
スタートシーン。
フェルスタッペン選手が抜群のスタートでどんどん差を広げていきました。
サインツ選手も頑張っているんですけど、フェルスタッペン選手との差は広がっていきましたよね。スタンドのお客さんは満員です。
終盤になって……移動していたら、角田選手が……。
ピットアウトの場面で真っ直ぐで、壁ドン。
最後尾から、着実に順位を上げていただけに残念です。というか、本人が1番悔しいし、情けなく感じているんではないでしょうか。
この場所は、過去にも、何人か同じミスをしているコーナーです。行けちゃうように見えるんでしょうね。
角田選手のクラッシュで、セイフティーカー。隊列を組み直し。
再スタートのシーンです。これで、フェルスタッペン選手とサインツ選手のガチ勝負が見られたわけです。
3位にはハミルトン選手。嬉しそうな表情です。
サインツ選手も見せ場を作ってくれました。
ただ、ルクレール選手だったら、どんな展開になったんだろうな? という気もします。
勝ったのは、チャンピオン、フェルスタッペン選手。ちょっと、余裕が出てきたのかな? いやいや、油断禁物です。
ホームストレートには多くのお客さんが!
レース中に、今年もお見かけいたしました!3年前に会った場所と同じなんだけど、その子供かな? カワイイ!
次はヨーロッパラウンド開始。イギリス、伝統のシルバーストーンです。
僕の体力不足も徐々に回復しているような感じです!
ではまた!