F1カメラマン熱田護の「気合いで撮る!」
第29回:オランダGP
2022年9月5日 10:57
オランダGP。フェルスタッペン選手のために開催されていると言っても過言ではないGPで、ポールtoウイン!
2年連続の優勝ってすごすぎる。
マシンも速い、PUも速い。でも、フェルスタッペン選手の速さに磨きが掛かってませんか!
今年に入ってから、特にそう思います。まあ、誰も追い付けないし、強い。
セナ選手、シューマッハ選手、ハミルトン選手の時代があったように、フェルスタッペン選手の時代。
地元グランプリでスペシャルヘルメット。お父さんのヨスさんのカラーリングを施しました。親孝行ですね。
FP1の序盤にコースで止まってしまった、フェルスタッペン選手。ガレージに戻ってきて、ずっとエンジニアさんと話してました。
ほとんど走れなかったので、その後が心配でしたけど、さすがレッドブルって感じでした。
セッション後にマシンが戻ってきたところ。怖いお兄さんの視線が刺さりますけど、シャッターは押します。
ミッショントラブル。
角田選手。予選でスピードを見せてくれました。9位のグリッドを獲得。久しぶりに噛み合うレースなのか?
しかしレースでは、デフトラブルでリタイアとなってしまいました……。う~~~ん。結果がね……。
去年もそうでしたけど、満員のお客さん。3日間で30万5000人だそうです。自由席がだいぶ増えたみたいですね。
今年は、スタートから最終コーナー方面に行ってみました。
自国のドライバーがチャンピオンという、それも、ピカピカのチャンピオン。盛り上がりますよね。うらやましいなあ。
昨年は、発煙筒祭りでした。今年は禁止だそうです。
会場内のスクリーンにも注意が掲出されてました。確かに、コース内に投げるとかそんなことはダメに決まってますけど……。
ゴール後なんかに、オレンジ色に染まる観客席って写真的には絵になるんですけど……。
グリッドでフェルスタッペン選手のマシンに睨みを利かす吉野さん。何を思って見つめているのか……。
いつもはこわもてな、ホンダの法原さん。笑顔ありがとうございます!
ベルギーの吉野さんの表彰台への登壇が、ほんっっっっっっっとに嬉しかったです!
とおっしゃってました。
ほんとですよね、僕も嬉しかった!
久しぶりです、アストンマーティンの羽下さん。現場は3年ぶりだそうです。お元気そうでした!
昔、矢沢永吉さんのコンサートでバッタリと会ったことがあるんですよ!
ちょっとレコードラインを外れると、こんな感じで砂が舞います。
なぜならば、砂の上にあるサーキットだからです。すぐ横は海。だから、われわれカメラマンが歩く通路は砂。スニーカーの中は砂だらけであります。
ザンドフールトというサーキットの日本語読みは、なんとホンダの初代監督の中村良夫さんが名付けたとウィキペディアに書いてありました。
F2岩佐選手がレース2で予選5位から3位になって表彰台獲得! 抜けないこのサーキットで、素晴らしいレースができたと思いますよ!
優勝はランキングトップのドルゴビッチ選手。岩佐選手はこれでランキング6位に上がりました。
予選の5位がもう少しよかったら……なあって考えてしまうのは……。
残りは、次週のイタリアと最終戦のアブダビ。
佐藤選手は、またもノーポイント。残念でした。
ランキング4位のドーハン選手のレース2は再スタートのときに接触でスピンしてリタイアとなってしまいました。
本人は悔しいでしょうね。
鳩が逃げない。レースカーがそばに来ても慣れているのかなんなのか。
レッドブル・パワートレインズのPU。車体にくっついているところです。
配管の多さと複雑な作り。信頼性とパフォーマンスの両立。
われらがホンダ製です!
メルセデスのパフォーマンスが、低速サーキット向きでもあると思うんですけど。2位は立派であると思います。
ここでも、ノーマスク。激混みのグランドスタンド裏。このまま、普通の世界に戻っていくんでしょうか? そうなってほしいなあ。
3連戦の最後はイタリアでありますよ! スパゲティの国。ピザの国。
では、また。