まるも亜希子の「寄り道日和」
お弁当持って日帰りキャンプ
2020年6月25日 00:00
本当に久しぶりに、ロケが再開しました。まだ最小限の人数で、なるべく1台に1人の乗車で、という感じですが、気をつけながらでもやっぱり、クルマで出かけられるありがたみは格別なものがありました。
撮影場所も、クルマなのでもともと屋外が多いけど(笑)、さらに人と接触することのないところを探して、今回は秩父までひとっ走り。とあるキャンプ場をお借りして撮影してきました。
平日だったので、これが休日だったらもっと人がいるのかもしれないけど、広~いキャンプ場内にはバイクで訪れている人がポツリポツリと3組ほど。そのうち2組はソロキャンプって言うんでしたか、おひとりさま。これなら、人と接触することはまずないし、目の前の大自然を独り占めって感じで、今の時期にぶらっと遊びに来るのにピッタリだな~と思いました。
とくにキャンプ場は「ここがアナタの陣地です」って区画がきっちり区切られているのが、こんな時には嬉しいですよね。自然の中でのんびりするなら大きな公園でもいいかもだけど、ほかに空いてるところもたくさんあるのに、わざわざ隣りにレジャーシート敷いてくる人いません?(笑) 公園はそういうところがちょっと個人の常識任せなので、区画が決められていた方がいいな~と思ったのでした。
普段からキャンプが趣味の人は、盛大にアウトドア料理を楽しむのもいいけど、わが家のように道具が何にもなくたって、幸い今の時期はいろんなところで美味しいものがテイクアウトできるからいいですよね。好きなお店でランチボックスやお弁当をゲットして、大自然の中で食べる。それだけだって、立派なリフレッシュになるってものです。もちろん、家から手作りのお弁当を持参したっていいじゃないですか?
今回の秩父では、15年くらい前に食べて忘れられなかったアレが食べたい! と私の強い希望で(笑)、道の駅ちちぶに立ち寄りました。ここで販売されているのが、奥秩父名物「岩魚すし」。ガンギョじゃないですよ(笑)。釣るのがかなり難しいという川魚、イワナの押し寿司なんです。それともう1つ、初めて買ってみたのが「わらじかつ弁当」で、これも秩父名物なのだそうです。
撮影が無事終わり、涼やかな風の中でテーブルを広げていただくランチタイム。透き通るような金色に輝く岩魚すしは、15年前と変わらぬ美味しさでした。初めてのわらじカツも、ふっくらと柔らかく、いいお出汁の味付けがしてあって、何もつけなくてもご飯によく合います。いや~、大満足!
もし小さい子供がいるなら、子供向けのお弁当ってなかなか売っていないので、家で手作りしてくるのもいいですよね。私は、娘の通う幼稚園が給食で、週に1回だけのお弁当も前の晩に作ったハンバーグなどを詰めるだけの手抜きなんですが(笑)、年に2回、春の遠足と秋のぶどう狩りの時だけ、頑張ってキャラ弁作りに挑戦しているんです。数日前からどんなキャラクターにしようかなと構想を練るところから楽しいので、今年は春の遠足が中止になってしまってかなり残念です。
ちなみに昨年作ったキャラ弁は、娘の好きなマイメロディと、となりのトトロ。自分ではトトロの方はけっこう自信作だったんですが、お弁当箱を開けた瞬間、喜ぶと思った娘は「この黒いご飯、なに?」と不機嫌になり、ほとんど食べてくれなかったという悲しい結末でした(笑)。まぁでも、それもいい思い出ですね。
そんなわけで、レジャー施設や人混みに出かけるのはまだ不安だけど、どこかで息抜きしたいなぁという時。お弁当持って日帰りキャンプでリフレッシュ、というのはオススメです。デイキャンプなら予約不要で無料というキャンプ場もあるようなので、探してみてくださいね。