まるも亜希子の「寄り道日和」
日本上陸した「PV5カーゴ」を見てきました
2026年5月21日 00:00
2025年のジャパンモビリティショーに出展していて、面白いなぁと興味津々で見ていた韓国ブランドのKia PBVが、ついに日本初上陸ということで発表会が行なわれ、直営ディーラー第1号店「Kia PBV 東京西」に行ってきました!
Kia PBVが面白いなぁと思った理由としては、まず1つはPBV(プラットフォーム・ビヨンド・ビークル)という新しい発想。従来の大量生産をベースとしたモビリティには実現が難しかった仕組みを生み出し、クルマが用途を決めるのではなく、用途からモビリティを設計することを可能としている点なんです。独自の「フレキシブルボディシステム」は、モジュールをレゴのように組み立てることで、アッパーボディの仕様を最大16種類まで拡張することができるというもの。現在、日本では運送業のさまざまな課題が社会問題化していますが、その1つの要因となっているのが、現場を改善したくてもそれに合うモビリティがない、もしくはあっても導入が難しいという実情なのだといわれています。
例えば、カーボンニュートラルを進めようと電動化をはかると、それまで積載できていた荷物より少ない量しか積めなくなり、すると一往復多く走らなければならなくなってしまう。人手不足でただでさえ労働時間を減らさなければならないのに、本末転倒……といった、もどかしい問題があるようです。でも、用途に合わせた設計が可能となるならば、積載効率を高めながら電動化が叶えられ、人手不足解消や労働環境向上にもつながる可能性が望めるというわけです。このPBVが、課題解決への救世主になるかもしれないと感じました。
今回、日本で販売開始されるのは2人乗り貨物バンのKia PV5カーゴと、5人乗り乗用バンのKia PV5パッセンジャー。デザインも未来的でユニークで、ちょっと愛嬌のある感じがいいんですよね。PV5カーゴのバッテリは43.3kWh/51.5kWh/71.2kWhの3タイプが用意されていて、業務運用に最も適したものを選択できるようになっています。発表会の会場では、配送業仕様やプロ道具満載の活用例、キャンプ仕様や福祉車両としてのサイドスロープ仕様が展示されており、空間の広さや多彩な使い勝手の良さを実感することができました。
販売拠点に関しても、この東京西を皮切りに厚木、町田、名古屋、三重、岡山、福岡の7拠点を整備中で、サービス拠点もまずは約50か所を構築していく計画とのこと。このKia PV5を街中で見かける日も近そうですね。私はまだ試乗をしたことがないので、あとは欧州を中心に主要アワードを数多く受賞した実力派の走りを早く味わってみたいなと思っています。



