【2009フランクフルトショー】
フランクフルト・モーターショー、明日開幕

80以上の世界初公開。進む会場の設営

Messe Frankfurtの入口

2009年9月15日~27日(現地時間)
独フランクフルト
Messe Frankfurt



 世界5大モーターショーのひとつ、フランクフルト・モーターショー(Internationale Automobil-Ausstellung)が、独フランクフルトで、現地時間9月15日に開幕する。

 今年で63回目の開催となるフランクフルト・モーターショーは、パリ・モーターショーと交互に隔年開催されており、デトロイト、ジュネーブ、パリ、東京とともに世界5大モーターショーに並び称される。会場となるMesse Frankfurtの面積は47万m2。主催者の発表によれば、今年は30カ国から750以上の出展者が参加すると言う。

 すぐ後に控える東京モーターショーに海外メーカーが参加しないため、ワールドプレミア(世界初公開)の数も82に膨れ上がった。

 すでに明らかになっているものの中には、V8フェラーリの最新作「458イタリア」や、GT3RSやスポーツクラシックといったポルシェ911のスーパーモデル、アストン・マーチン・ラピード、ジャガーXJをはじめとする高級車から、BMWのエントリーSUV「X1」やアウディのスポーティーサルーン「A5スポーツバック」、プジョーのクロスオーバーモデルなど期待の輸入車勢が含まれており、車好きには目の離せないショーになりそうだ。

 またアジア地域での注目が中国市場へ移る中で期待される日本代表として、レクサスのプレミアム・コンパクトやプリウスのプラグイン・ハイブリッド、さらにマツダのロードスター20周年記念コンセプトモデルである「MX-5 Superlight Version」などが出展される。

 開幕前日の14日、Messe Frankfurtでは設営準備が鋭意進められている。Car Watchは、15~16日のプレスデーと、17日の一般公開日のリポートを現地からお届けする。

レクサスのハイブリッド・プレミアム・コンパクト「LF-Ch」フェラーリ458イタリアプリウス・プラグイン・ハイブリッド・コンセプト
前日の会場。設営が進んでいる様子がうかがえるこんなSmartの展示も会場図。オレンジ色の部分が建物で、ダイムラーグループやBMWグループ、VWグループなどが別な建物に分かれている

(編集部:田中真一郎)
2009年 9月 14日