東京モーターショー2015
第44回東京モーターショー、10月28日からいよいよ開幕
準備が進む東京ビッグサイト。Car Watchでは速報記事を掲載します
(2015/10/27 15:23)
- 2015年10月30日~11月8日一般公開
自工会(日本自動車工業会)が開催する自動車関連展示会「第44回東京モーターショー2015」が、10月29日~11月8日(プレスデー:10月28日~29日、プレビューデー:10月29日、一般公開日:10月30日~11月8日)の11日間に渡り、東京都江東区の東京ビッグサイトにおいて開催される。本誌の読者には説明する必要のないほど有名な自動車関連の展示会となる東京モーターショーは隔年の開催で、今回は2013年に行われた第43回に次ぐ開催となる。
10月28日~29日の2日間は報道関係者の招待日で、10月30日以降が一般公開となるスケジュールになっており、報道招待日の前日となる27日は出展社などによる会場設営などが行われている。
海外ブランドも東京モーターショーに帰ってくる。ワールドプレミアは76台の予定
第44回東京モーターショー2015は「きっと、あなたのココロが走り出す」(“Your heart will race.”)をキャッチフレーズにしており、乗用車、商用車、2輪車、車体、部品、機械器具、サービス、さらにSMART MOBILITY CITY 2015という併催イベントを含んだ総合ショーとして行われる。主催者の発表によれば、世界11カ国から合計160社が参加し、自動車と2輪車メーカーに関しては、国内すべての乗用車・商用車・2輪車メーカー14社15ブランドに加え、海外メーカー16社26ブランド(乗用車・商用車・2輪車)が出展する予定になっている。
特にFCA(フィアット クライスラー オートモービルズ)グループの4ブランド(アルファ ロメオ/フィアット/ジープ/アバルト[初出展])が8年振りに復帰するほか、シトロエンから独立した「DS」ブランドが初出展し、メルセデス・マイバッハが復帰するなど、海外ブランドが東京モーターショーに帰ってくることが大きな話題の1つとなっている。ワールドプレミアは76台(乗用車42台、商用車6台、2輪車18台、カロッツェリア5台、車体5台)、ジャパンプレミア(日本初の発表)は68台(乗用車49台、商用車1台、2輪車15台、車体3台)となる予定。
準備が進む会場、東ホール、西ホールそれぞれに自動車メーカーが出展
10月28日より開催される予定の報道招待日を前に、会場となる東京ビッグサイトでは会場設営などの準備が進められていた。メインゲートの設置などはすでに終わっているほか、チケットもぎり用のブースなどが設置されており、着々と準備が進んでいる印象。また、レストラン街がある西ホールと東ホールの中間でも、看板の設営などの準備が進められていた。
看板からは東ホール、西ホールそれぞれに自動車メーカーが割り当てれていることが読み取れる。東ホールは日産自動車とマツダをのぞく日本のメーカー(トヨタ自動車、本田技研工業、スズキ、三菱自動車工業、スバル[富士重工業]など)と、メルセデス・ベンツ、BMWグループ、ジャガーなどのインポーターが、西ホールにはルノー・日産グループとマツダ、フォルクスワーゲングループ(VW/アウディ/ポルシェ)、プジョーシトロエングループ、FCAグループなどが割り当てられている。
入場券の販売はオンラインによる先行発売が行われているほか、各種プレイガイドなどでも取り扱っており、前売りは一般1400円、高校生400円。当日券は一般1600円、高校生500円。中学生以下は入場料無料となっている。今年はアフター4入場券と呼ばれる16時以降入場可能(ただし日曜日は除く)なチケットが用意されており、そちらは一般700円、高校生200円となっている。
詳しくは東京モーターショーのWebサイト(http://www.tokyo-motorshow.com/ticket/)を参照いただきたい。