インドネシア国際モーターショー2015

ホンダ、3列7人乗り「BR-V」世界発公開

アイドルグループ「JKT48」が登場

2015年8月20日~30日(現地時間)開催

インドネシア ジャカルタ近郊

 本田技研工業のインドネシアにおける4輪車生産販売合弁会社HPM(ピー・ティ・ホンダプロスペクトモーター)は、「2015年 GAIKINDO インドネシア国際オートショー(GIIAS)」で、新型クロスオーバーユーティリティビークル「BR-V(Bold Runabout Vehicle)」プロトタイプを世界初公開した。

 BR-Vは、2016年初めにインドネシアで発売される予定のモデルで、同会場で受注を開始した。1.5リッターエンジンを搭載し、トランスミッションは6速MTとCVTを用意。SUVらしい外観に、室内空間は7人乗り3列シートのユーティリティを持つモデル。

HPM社長の内田知樹氏

「BR-V」について、HPM社長の内田知樹氏は「インドネシアのマーケットで中心となる3列の7シーターモデルに、新しいオプションを追加することができたと思っている」と、その仕上がりに自信を示した。加えて内田氏は「2年連続で新しいモデルを投入できたのは幸運だったと思う。下期に向け勢いをつけるうえで非常に重要視しているモデル」との見方を示した。

 ホンダブース正面には、F1マシンのマクラーレンホンダ「MP4-30」を展示。モータースポーツのイメージを演出するとともに、一般公開日の8月22日にはアイドルグループ「JKT48」のメンバーが登場して「Ponytail To shushu (ポニーテールとシュシュ)」などヒットメドレーを熱唱。若者に向けたイベントを用意して会場を盛り上げた。

 なお、「BR-V」の生産はインドネシア・カラワン地区のHPM第2工場で2016年1月に開始予定。

「BR-V」は1.5リッターエンジンを搭載トランスミッションは6速MTやCVTを用意
「BR-V」はインドネシアで売れ筋の7人乗り3列シートモデルにSUVテイストの外観を与えた
7人乗り3列シートモデル「モビリオ」
シティ
ブリオ
HR-V
CR-V
マクラーレンホンダ「MP4-30」を中心に展示したホンダブース
一般公開日の8月22日にはアイドルグループ「JKT48」がホンダブースに登場して多くの若者が集った

編集部:椿山和雄