イベントレポート

【速報】BYD、軽EV「ラッコ」2026年夏日本導入、PHEV「シーライオン 6」は12月1日正式発表へ

2025年10月29日 公開
2026年夏日本導入予定のバッテリEV(電気自動車)の軽自動車「ラッコ」(プロトタイプ)

 BYD(BYD Auto Japan)は10月29日、2026年夏に日本導入予定のバッテリEV(電気自動車)の軽自動車「ラッコ(RACCO)」プロトタイプを、「ジャパンモビリティショー2025」(東京ビッグサイト、会期:2025年10月30日~11月9日)で世界初公開した。

 また、PHEV(プラグインハイブリッド)の「シーライオン 6」を日本初公開して、12月1日に正式発表予定であることを明らかにした。BYDのPHEVシリーズは世界累計販売台数700万台を超える実績を持ち、積極的に電気で走るユニークなPHEVといい、スーパーハイブリッドとして訴求するという。

BYDのバッテリEV(電気自動車)の軽自動車「ラッコ」は2026年夏に日本導入予定
2026年夏に日本導入予定のバッテリEV(電気自動車)の軽自動車「ラッコ」プロトタイプ

 参考出品として公開された軽EV「ラッコ」プロトタイプについては、日本独自の軽規格に準拠したBYD初の海外専用設計モデル。駆動方式は前輪駆動で、車両サイズは3395×1475×1800mm(全長×全幅×全高)。乗車定員は4名、リン酸リチウムイオンバッテリを搭載し、ロングレンジとショートレンジの2グレード構成になるという。

2025年12月1日に正式発表するPHEV(プラグインハイブリッド)の「SEALION 6」
BYDは日本市場にBEVとスーパーハイブリッドを投入する
編集部:椿山和雄