イベントレポート 東京オートサロン 2020
三菱自動車、今春発売予定の新型軽自動車「eKスペース」「eKクロス スペース」を公開
2020年1月10日 20:18
- 2020年1月10日~12日 開催
幕張メッセ(千葉市美浜区)で開幕した「東京オートサロン 2020」(1月10日~12日)。三菱自動車工業ブースでは、今春発売予定となっているスーパーハイトワゴンの新型軽自動車「eKスペース」「eKクロス スペース」を展示している。
eKスペース、eKクロス スペースは、2019年3月に発売した「eKクロス」「eKワゴン」に続く、三菱自動車と日産自動車の合弁会社NMKVが企画・開発マネジメントした新型軽自動車の第2弾。
会場では、東京モーターショーでコンセプトモデルとして公開されたクロスオーバーモデル「eKクロス スペース」に加えて、標準モデルの「eKスペース」が初公開された。
会場で配られているチラシや新型eKスペース、eKクロス スペースのスペシャルサイトによると、室内高1400mm、ドア開口幅650mmというスペックも公開されており、1月10日午前の会場の状況では実際に車内に乗ることもできた。
新型eKスペース、eKクロス スペースのほかにも、三菱自動車ブースでは同社のカスタムカーとして、「eKクロス WILD BEAST Concept」「アウトランダーPHEV 特務機関NERV仕様」「エクリプス クロス 週末探検家仕様」「デリカD:5 ALL BLACKSサポートカー」「デリカD:5 eye・キュート produced by テリー伊藤」を展示している。
eKクロス WILD BEAST Concept
eKクロス WILD BEAST Conceptは、より積極的にアウトドアレジャーを楽しめる仕様としたモデル。イエローとブラックのボディカラーをベースに、ルーフ、テールゲート、ボディサイドにブラック/グレーのカモフラージュ柄のアクセントを配するとともに、タイヤはオンロードの快適性とオフロードでの走破性を両立するTOYO TIRES製「OPEN COUNTRY R/T」などを採用。
アウトランダーPHEV 特務機関NERV仕様
アウトランダーPHEV特務機関NERV仕様は、災害による長期停電や通信網の途絶に備え、防災情報配信サービスの継続と近隣自治体への支援を目的とした災害対策車両。
車体には特務機関NERVのラッピングを施すとともに、衛星通信によるインターネット接続サービスを提供するため米国カイメタが製造する平面型衛星アンテナ「KYMETA u7」を搭載、また、内閣府の協力により準天頂衛星「みちびき」を利用した衛星安否確認サービス「Q-ANPI」端末を搭載している。
タイヤはTOYO TIRES製「OPEN COUNTRY R/T」、ホイールにはクリムソン製LYCANを採用し、災害時の支援活動におけるオフロードでの走破性も高めた仕様としている。
エクリプス クロス 週末探検家仕様
エクリプス クロス 週末探検家仕様は、“探検マインド”を持つアクティブなユーザーを応援する同社のWebコンテンツ「週末探検家」とのコラボで、行動範囲がさらに広がり、楽しさがより深まる、週末探検家にふさわしい仕様にしたもの。
スマートフォン連携ディスプレイオーディオ「SDA」と同社オリジナルアプリ「週末探検家」を使用したコネクティッドシステムを紹介。サスペンションにはエアフォースサスペンションジャパン製のスーパーパフォーマンスキットを採用して、ワイヤレスリモコン及びスマートフォンアプリで車高の上げ下げが可能という。
タイヤはTOYO TIRES製「OPEN COUNTRY R/T」、ホイールにはRAYS製TEAM DAYTONA M9を採用している。
デリカD:5 ALL BLACKSサポートカー
デリカD:5 ALL BLACKSサポートカーは、ボンネットとテールゲートにラグビーニュージーランド代表チームALL BLACKSのロゴマークをあしらい、左右ボディサイドにはチームの象徴でありニュージーランド固有のシダの葉であるシルバーファーンを大胆に配した。