イベントレポート 東京オートサロン 2020

ロータス、20台限定の「エキシージ スポーツ 350 GP EDITION」を初披露

特別色スカイブルーの「エリーゼ スポーツ 220」なども展示

2020年1月10日~12日 開催

入場料:特別入場券3500円、大人一般入場券2500円、中・高校生一般入場券1800円(全日とも保護者同伴に限り小学生以下無料)

東ホール8に出展しているロータスブース

 幕張メッセ(千葉市美浜区)で開幕した「東京オートサロン 2020」(1月10日~12日)。英国ロータスカーズの正規輸入総代理店エルシーアイは開催初日にプレスカンファレンスを行ない、2月に販売を予定している20台限定の「エキシージ スポーツ 350 GP EDITION」を初披露した。ブースではほかに、SUPER GT GT300クラスへ参戦する「SGT-EVORA」、特別色スカイブルーの「エリーゼ スポーツ 220」の計3台を展示している。

 プレスカンファレンスでは、英国ロータスカーズのアジアパシフィック エグゼクティブダイレクターであるデイビッド・マッキンタイヤ氏が登壇し、世界の中でも日本のマーケットを大切にしている点をアピール。ロータスが存在する理由は「For the driver」、ロータスはいつでもドライバーのためにあり続けるとまとめた。

プレスカンファレンスで挨拶するロータスカーズのデイビッド・マッキンタイヤ氏
あいさつが終わるといよいよアンベール

 そしていよいよ、エキシージ スポーツ 350 GP EDITIONが紹介された後アンベールされた。エキシージ スポーツ 350 GP EDITIONは、最高出力258kW(350PS)/7000rpm、最大トルク400Nm(40.8kgfm)/4500rpmを発生するV型6気筒DOHC 3.5リッタースーパーチャージャーエンジンを搭載する「エキシージ スポーツ 350」をベースにした限定車。詳細は関連記事「ロータス、ブラック&ゴールドの“チーム・ロータスカラー”『エキシージ スポーツ 350 GP EDITION』」を参照いただきたい。

エキシージ スポーツ 350 GP EDITION
カーボンフロントスプリッター、カーボンフロントアクセスパネル、カーボンハードトップを標準装備
フロントアクセスパネル、ハードトップ、フューエルリッド、リアウイングアップライトにはMars Goldの特別ハイライトペイント
足元を引き締めるブラック軽量鍛造アルミホイール
エクステリアは、通常ラインアップで選択できないゴールドのメタリックが入った「モータースポーツブラック」
インテリアはアルカンタラパック、アルカンタラステアリングホイール、カーボンスポーツシートを標準採用
通常では選択できないゴールドのインテリアカラーパック、ゴールドステッチ&ゴールドローレルリースが組み合わされる

 ブースに展示されているSGT-EVORAは、2019年のSUPER GT GT300クラスに参戦した車両。2020年も国内最高峰のSUPER GT GT300クラスにSGT-EVORAで継続参戦することと共に、ユーザー参加型レースイベントのロータスカップジャパンも継続開催されることが発表された。あわせてSUPER GT GT300クラスに継続参戦する「カーズ東海 ドリーム28」のチーム体制も発表された。今シーズンは新たなチーム体制で戦っていくという。カーズ東海 ドリーム28を支えるトップドライバー加藤寛規氏に加え、今シーズンから柳田真孝氏も参戦する。

新体制について、車両開発責任者兼チーフエンジニア渡邊信太郎氏が登壇し説明した
「SGT-EVORA」

 そしてもう1台の展示車両は、ライトウェイトスポーツカーの代名詞とも言えるエリーゼ スポーツ 220。耐久性に優れ、ねじれにも強いアルミ押し出し材接合構造を採用したシャーシは、わずか68kg。今回展示されるのは、特別色スカイブルーの車両となる。

「エリーゼ スポーツ 220」はスカイブルーの特別色で装っている

政木 桂