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ロータス、リクライニングシートやツーリングサスペンションの装着で快適性を高めた「エヴォーラ GT410」
「エキシージ スポーツ 410」は66万円値下げで1358万5000円に
2020年4月22日 00:00
- 2020年4月22日 受注開始
- エヴォーラ GT410:1397万円
- エヴォーラ GT410 スポーツ:1496万円
- エキシージ スポーツ 410:1358万5000円
ロータス(エルシーアイ)は4月22日、GTモデル「エヴォーラ」の新型車「エヴォーラ GT410」の受注を開始する。価格は1397万円。
2018年3月に発売された「エヴォーラ GT410 スポーツ」(1496万円)の派生モデルとなるエヴォーラ GT410は、オールアルミモノコックのシャシーにFRP製のグラスファイバーボディを組み合わせて1300kg台を実現する軽量ボディ、キャビン後方に搭載して最高出力306kW(416PS)/7000rpm、最大トルク420Nm(42.8kgm)/3500rpmを発生する「2GR-FE」型のV型6気筒DOHC 3.5リッタースーパーチャージャーエンジンといった基本的なコンポーネントはそのままに、足まわりや装備の変更によって快適性を高めたモデル。
足まわりではアイバッハ製フロント/リアコイルスプリングとビルシュタイン製ノンアジャスタブルダンパーを組み合わせた「ツーリングサスペンションパッケージ」を採用し、タイヤをミシュランの「Pilot Sport Cup 2」から同じミシュランの「Pilot Sport 4S」にスイッチ。
フロントアクセスパネルとルーフにGFRP(ガラス繊維強化プラスチック)を使い、GFRP/ガラスリアテールゲートも新たに採用。車内装備ではスパルコ製のリクライニング対応スポーツシート、ケンウッド製ナビゲーション/光ビーコン対応ETC2.0を標準装備。走行性能とコンフォート性を高いレベルで兼ね備えた。
エヴォーラ GT410の発売に合わせ、エヴォーラ GT410 スポーツでも一部仕様変更を実施。以前のカーボンルーフがGFRPルーフに変わり、シートもカーボンスポーツシートからスパルコ製リクライニング対応スポーツシートに変更。
また、これまではオプション設定となっていた防音仕様とマッドフラップが標準装備となり、従来はクラリオン製ナビゲーション/VICS/ETC2.0をオプション設定していたが、新たにケンウッド製ナビゲーション/光ビーコン対応ETC2.0を標準装着。リチウムイオンバッテリーは12V ウェットバッテリーに変更された。
このほか追加仕様やオプションの内容も見直され、オプションボディカラーに新色14種類を追加し、旧6色を削除。従来は「イエロー」と「レッド」の2種類だったインテリアカラーパックに「メタリックブラック」「アークティックシルバー」「グロスレッド」「ソリッドイエロー」「メタリックオレンジ」「メタリックホワイト」「ソリッドレッド」「ボディー同色」を設定した。標準装備しているAPレーシング製4ピストンキャリパーの無償カラーリングは、イエローに加えてブラックとレッドが選択できるようになっている。
さらに人気のオプションをまとめたツーリング/スポーツパックの追加なども行ない、幅広いニーズに対応できるよう変更している。
「エキシージ スポーツ 410」の価格引き下げなども実施
ロータスではこれに合わせ、現在販売している「エリーゼ スポーツ 220」「エキシージ スポーツ 350」「エキシージ スポーツ 410」でも標準仕様やオプションの一部変更を行ない、エクステリアカラー変更とツーリング/スポーツパックの追加などを実施。
エキシージ スポーツ 410の価格を1424万5000円から66万円引き下げて1358万5000円にしたほか、エキシージ スポーツ 350ではこれまで設定していたパドルシフト付6速ATを削除。これにより、ロータスのラインアップモデルでATを選択できるのはエヴォーラ GT410とエヴォーラ GT410 スポーツのみになる。