イベントレポート 東京オートサロン 2026
三輪小型EV「Lean3」市販モデルは2026年中に日本国内導入 価格169万8000円から
2026年1月9日 09:49
- 2026年1月9日〜11日 開催
幕張メッセで1月9日開幕した「東京オートサロン2026」(会期:1月9日〜11日)のオートバックスブースで、リーンモビリティの三輪小型EV「Lean3(リーンスリー)」の市販車が初展示された。
リーンモビリティは2022年、元トヨタエンジニアである谷中壯弘氏により設立されたモビリティ・スタートアップ。会場に展示された「Lean3」の市販車は、2026年中に日本国内に導入することが正式発表され、価格は169万8000円からとなっている。
「Lean3」は、前2輪操舵・後1輪駆動の3輪構造を採用。独自の「アクティブ・リーン・システム」により、車体を最適な角度に制御してコーナリングや荒れた路面でも安定した走行を実現させた。全長2470mm×全幅970mmの最小クラスのEVでありながら、航続距離100km、エアコンを標準装備するなど、従来の小型EVの課題を改善した。
Lean3の日本仕様は、車両区分は第一種原動機付自転車(ミニカー)となり、ボディサイズは2470×970×1570mm(全長×全幅×全高)、乗車定員は1名。公表されている市販車主要諸元では、最高速は60km/h、航続距離は約100km(WLTCモード値 Class1)、充電時間は約5時間(AC200V普通充電)、約7時間(AC100V普通充電)。
主要装備として、エアコン、パワーウインドウ、デジタルメーター、プッシュ式シフトなどを採用、安全装備として、ELR付3点式シートベルト、車両接近通報装置、アクティブ・リーン・システム、前後ディスクブレーキなどを装備する。
今回の東京オートサロン2026での展示は、オートバックスセブンと今後の販売・アフターサービスに関する業務提携に向けた基本合意書を締結したことによるもの。オートバックスグループを活用した整備対応といったサービス体制、オンライン予約・店舗での実車確認・納車をサポート販売方式について、両者間で今後協議される。
リーンモビリティでは販売ブランド「Lean(リーン)」を設立し、「Lean3」については、2026年中に日本や台湾市場での販売開始する予定。将来的には車両から収集した走行データを統合管理プラットフォーム「LeanX」に集約し、料金最適化・車体機能の維持向上・OTAアップデートを推進。単なる車両販売にとどまらず、利用価値を起点とした「Car Lifetime Value」モデルへと進化し、都市交通のMaaS化、自動運転モジュールの導入、ロボタクシー運用までを視野に入れるという。



