イベントレポート 東京オートサロン 2026
フォルクスワーゲン、GTI登場50周年に「ID.GTIコンセプト」を国内初披露 「導入するには皆さまからの力強い応援が必要」
今年中にゴルフのスペシャルエディション投入を予告
2026年1月10日 17:08
- 2026年1月9日~11日 開催
千葉県千葉市美浜区の幕張メッセ(千葉県千葉市)で、カスタムカーと関連製品の展示会「東京オートサロン2026」が1月9日〜11日の会期で開催されている。
フォルクスワーゲン グループ ジャパンは東ホール8にブースを出展し、「ID.GTI Concept」(アイディー ジーティーアイ コンセプト)を国内初披露した。これに加えて、「東京オートサロン2025」でデビューした「ゴルフ」のハイパフォーマンスモデル「ゴルフ R」に、ブラックカラーの専用アイテムや特別装備を装着した「ゴルフ R ブラックエディション」、フル電動ミニバン「ID.Buzz」の計3台が展示されている。
1月9日に行なわれたプレスカンファレンスには、フォルクスワーゲンジャパン ブランドディレクター マーティン・ザーゲ氏が登壇した。
2025年は、フォルクスワーゲンブランドの日本市場での登録は前年比プラス36%の3万1028台であり、好調であったことの報告からはじまり、「T-Cross」「ゴルフ」「ティグアン」「パサート」などラインアップの大半が過去12月以内に発売した新たなモデルに切り替わり、マイルドハイブリッドやプラグインハイブリッドを採用し、燃料効率、環境性能の向上だけでなく、日常の使い勝手と運転の楽しさも向上させたことに言及。そしてブースで展示中のガソリンモデルでもっともパワフルな「ゴルフ R」を紹介した。さらに今年中に、魅力的なゴルフのスペシャルエディションを投入する予定であることを伝えた。
電気自動車では2022年に新型電動SUV「ID.4」を、 2025年にフル電動ミニバン「ID.Buzz」を投入し、コンパクトなEVモデルの導入を現在検討中とのことで、今後さらに勢いを持続することを約束すると語った。「ID.4」に関しては、加速性能と充電速度の向上、インフォテインメントシステムを「Ready 2 Discover MAX」に刷新、ドライブモードセレクターの配置変更など、大幅に改良を加えて同日より販売を開始するとの発表もあった。
「ID.GTI Concept」をお披露目
さらに「GTI」が誕生して50年の節目となる2026年にさらに進化させていくとし、「GTIは常に先端のテクノロジーを搭載しています。ラジエーター上に細く伸びる赤いライン、またボディを取り巻くエクステリアトリムとエアディフューザー、インテリアではタータンチェック柄のシートとブラックインテリアトリムといったアイコニックなデザインをまとっています。クルマのルーツを失わずに、さらにそのキャラクターを薄めずにアップデートすることには、とてつもないプレッシャーがかかります。本社チームはアイコン的存在のGTIを電動化の未来へ継承させるという難題に挑んできました。その努力の結晶をご覧ください」と、「ID. GTI Concept」をアンベールした。
加えて、「日本に導入するには皆さまからの力強い応援が必要です。このクルマが気に入りましたら、ぜひお知らせ願います。私が本社に対して日本市場はこのような電動版GTIを受け入れる準備ができているということを説得します」と呼びかけた。
ハイパフォーマンスモデル「ゴルフ R ブラックエディション」
「ゴルフ R ブラックエディション」は、ブラックカラーの専用アイテムや特別装備を装着し、2025年6月20日に発売された403台の限定車。ブラックカラー仕上げの軽量“Warmenau”(ヴァルメナウ)鍛造ホイールやブレーキキャリパーなど、スタイリングの随所にブラックカラーのアクセントが施され、精悍でスポーティな印象を高めたモデル。リアエンドには、“Akrapovič”(アクラポヴィッチ)チタンエキゾーストシステムを装着する。
展示車はボディカラーが有償オプションカラーのラピスブルーメタリックとブラックルーフのモデル。2.0リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力は245kW(333PS)/5600-6500rpm、最大トルクは420Nm/2100-5500rpmを発生する。トランスミッションは7速DSGで、フルタイム四輪駆動となっている。
フル電動3列ミニバン「ID.Buzz Pro Long Wheelbase」
「ID.Buzz」(アイディ・バズ)は、“ワーゲンバス”の愛称を持つ「Type 2」をイメージし、2025年にフル電動ミニバンとして日本へ導入されたモデル。展示車両は全長が4965mmの「ID.Buzz Pro Long Wheelbase」となっていて、これとは別に全長が4715mmの「Pro」もラインアップされる。
パワートレーンは1モーターの後輪駆動で、最高出力は210kW(286PS)、最大トルクは560Nm(57.1kgfm)。バッテリ容量はロングホイールベースが91kWh、ノーマルホイールベースが84kWhで、WLTCモード一充電走行距離はロングホイールベースモデルで554km、ノーマルホイールベースで524km(WLTC値)となっている。
なお、ブースではアンケート回答者にその場でフォルクスワーゲンオリジナルトートバックをプレゼントするほか、ドイツVolkswagenアカデミー公認トレーナーによるトークショーを実施。さらに来場者全員に今後の「GTI」や「ID.Buzz」の情報を詰め込んだ冊子を配布する。
































