ヨコハマタイヤ、アイスガードブランド初のSUV用スタッドレスタイヤ「iceGUARD SUV G075（アイスガード エスユーヴィ ジーゼロナナゴ）」

SUV用スタッドレスタイヤ「iceGUARD SUV G075」

　ヨコハマタイヤ（横浜ゴム）は、SUV用スタッドレスタイヤ「iceGUARD SUV G075（アイスガード エスユーヴィ ジーゼロナナゴ）」を9月から順次発売する。発売サイズは175/80 R15 90Q～235/55 R18 100Qの計24サイズで、価格はオープンプライス。サイズバリエーションは今後さらに拡大させていく予定。

　同社のスタッドレスタイヤブランドのアイスガードで初めてのSUV用製品となるiceGUARD SUV G075は、アイスガード共通の「氷に効く」「永く効く」「燃費に効く」という3コンセプトを受け継ぎつつ、SUVユーザーからのニーズが最も高い氷上性能の向上に主眼を置いて開発したスタッドレスタイヤ。

　アイスガードの最新コンパウンド技術である「スーパー吸水ゴム」がスリップの原因となる水膜を吸水し、さらにアイスガードのパターン技術を取り入れた専用トレッドパターンによって高い接地性とエッジ効果を発揮。これにより、従来品の「GEOLANDAR I/T-S」と比較して、氷上制動性能は23％向上している。また、スーパー吸水ゴムに配合する「ブラックポリマーII」と「エボ吸水ホワイトゲル」が低温時でもゴムの柔らかさを維持。経年劣化もしにくくなっており、年単位の長期間にわたって高い氷上性能を持続する。

　このほか、同社の低燃費タイヤブランド「BluEarth（ブルーアース）」の技術を応用した「低発熱トレッドゴム」も採用しており、発熱によるエネルギーロスを抑えて転がり抵抗を対GEOLANDAR I/T-S比で5％低減。溝配置を独自のシミュレーション技術で適正化して、パターンノイズを28％低減（対GEOLANDAR I/T-S比）して静粛性を向上させ、降雪時に止まらない基本的なタイヤ性能も充実させている。

iceGUARD SUV G075サイズ表