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スバル、歩行者保護エアバッグとアイサイト(ver.3)を全車標準装備する新型「インプレッサ」国内仕様車を公開

“SUBARU GLOBAL PLATFORM”を投入した第1弾モデル、今秋発売予定

2016年7月26日 発表

新型 インプレッサ(プロトタイプ)

 スバル(富士重工業)は7月26日、今秋発売を予定している新型「インプレッサ」の国内仕様車を初公開した。新型インプレッサはスバル初となる歩行者保護エアバッグとアイサイト(ver.3)を全車標準装備するなど、乗員や乗客、周囲の人々も含めた「総合安全性能」を一層強化したとしている。

 ボディタイプは5ドアハッチバックの「インプレッサ SPORT」、4ドアセダンの「インプレッサ G4」の2タイプを用意。プロトタイプモデルのスペックは、最高出力113kW(154PS)/6000rpmを発生する水平対向4気筒2.0リッター エンジンを搭載。トランスミッションはCVTを組み合わせ、駆動方式は2WDとフルタイム4WDを用意する。

 第5世代となる新型インプレッサは、スバルの中期経営ビジョン「際立とう2020」において次世代モデルの第1弾として位置づける戦略車。ユーザーに最高の「安心と愉しさ」を提供することを目指して、次世代プラットフォーム“SUBARU GLOBAL PLATFORM”をはじめとした様々な新技術を投入して「総合安全性能」と「動的質感・静的質感」の向上を実現させたとしている。

「総合安全性能」では、新プラットフォーム採用により危険回避性能の向上と、衝突エネルギー吸収量を現行車比1.4倍と衝突安全性能を飛躍的に高めるとともに、「動的質感・静的質感」では、見て、触れて、走って、乗って感じるすべてを人々の心動かす領域まで仕上げることを目指した。

 動的質感では、新プラットフォームを採用しボディとサスペンションの剛性が大幅に向上したことで、不快な振動騒音が無く、思い通りに走り、快適な乗り心地を実現。静的質感では新デザインフィロソフィー“DYNAMIC x SOLID” を量産モデルとして初めて全面採用。機能性とデザイン性を両立し、内外装の細部の仕上げに磨きをかけることで、スバルの次世代を担うコンパクトカーとしてクラスの枠にとらわれない高い質感を実現したという。

 なお、「SUBARUオフィシャルWEBサイト」では、新型インプレッサのティザー画像をはじめ関連情報を順次配信予定。

ボディタイプインプレッサ SPORTインプレッサ G4
全長×全幅×全高mm4,460 × 1,775 × 1,4804,625 ×1,775 ×1,455
ホイールベース(mm)2,670
エンジン型式・種類FB20・水平対向4気筒[BOXER]2.0リッター DOHC 16バルブ デュアルAVCS 直噴
最高出力113kW(154PS)/6,000rpm
トランスミッションリニアトロニック (フル電子制御自動無段変速機)
燃料種類無鉛レギュラーガソリン
駆動方式2WD / AWD(常時全輪駆動)
乗車定員(名)5
安全装備(標準装備)アイサイト(ver.3) /歩行者保護エアバッグ
安全装備(メーカー装着オプション)スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)/ハイビームアシスト/ステアリング連動ヘッドランプ(一部グレードに標準装備)
Newインプレッサ コンセプトムービー(1分38秒)