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ヤナセ、「2016 ヤナセ・ジャイアンツMVP賞」で坂本勇人選手にメルセデス・ベンツ「C 180」を贈呈
30回目の節目を迎える2017年はSUVなど賞品をグレードアップ
2016年12月5日 19:55
- 2016年12月5日 開催
ヤナセは12月5日、東京都港区のヤナセ東京支店 メルセデス・ベンツショウルームで2016年で29回目となる恒例の「2016 ヤナセ・ジャイアンツMVP賞」の贈呈式を開催した。2016年は坂本勇人選手が2010年に続く2度目の受賞となり、賞品としてメルセデス・ベンツ「C 180」が贈られた。
同賞は、読売巨人軍がレギュラーシーズン3位以上のチーム成績を収めた場合に、最も貢献した選手に対してチーム成績に応じてヤナセが取り扱うクルマを贈るものとなっている。受賞者は、読売巨人軍とヤナセの双方で選考している。過去にはクロマティ選手(1985年)、原辰徳選手(1988年)、松井秀喜選手(1996年など)が受賞している。
坂本選手の受賞理由としては「リーグトップの打率・最高出塁率(.433)を残し、守備でも遊撃手として活躍。シーズンを通じ、キャプテンとして攻守でチームをけん引した」とのこと。坂本選手は、1988年生まれで兵庫県出身。光星学院高を2006年に卒業。プロ10年目の2016年のシーズンは、打率.344、打点75、本塁打23の成績を収めている。
2016年のMVP賞の受賞に関してヤナセ 代表取締役社長執行役員 井出健義氏は「2016年は皆さんご存じのとおり、西の方の“赤ヘル集団”が若手とベテランが上手く噛み合って圧倒的な強さをみせた結果、ジャイアンツは2015年に続いて準優勝で終わってしまいました。そのなかで1人年間を通して活躍を見せてくれたのが、2016年で10年目を迎えた坂本選手です。春先に行なったフォーム改造が功を奏して、セ・リーグの中では、ショートストッパーとしては初めてのリーディングヒッターという記録を打ち立てられました。ショートストッパーと言えば、守備の要として三遊間を守る役割があります。坂本選手はその広い守備範囲と送球のスピードに定評があります。2016年の坂本選手は3回目のベストナイン賞、初のゴールデングローブ賞を獲得され、攻守ともに活躍されました」と述べた。
また、「ジャイアンツというのは特殊なチームでして、常勝を期待されています。ここ2年間は優勝を逃していますが、2017年は坂本選手にキャプテンとして頑張っていただいて、必ずや優勝していただきたいと思っています。もちろん、リーグ戦のみならず日本シリーズでも日本一を奪還していただきたいと期待しております。坂本選手は2010年に最初の(ヤナセ)MVP賞として、その年は読売巨人軍は3位でしたので、ベンツのAクラスを獲得されました。2016年は2位でしたのでグレードが上がってCクラスです。1位になると、さらに上がってEクラスです。2017年は30回目の節目の年ですので、何か賞品に色をつけようかとも考えています。最近流行のSUVでもいいのかなとも思います。2017年春に向けて読売巨人軍の選手がさらに励みになるような賞品を用意しようかと思っています」と話した。
井出社長の挨拶のあと、坂本選手の見守るなか賞品の「C 180」がアンベールされ、井出社長から坂本選手へマスコットキーが手渡された。子供の頃はベンツに乗るのが夢だったという坂本選手は笑みを浮かべていた。
本賞の受賞に関して、読売巨人軍 坂本勇人選手は「まだジャイアンツの選手が2年連続受賞したことはないとのことですので、2017年は優勝してまた受賞できるように、次は1ランク上がったEクラスをいただけるように、来季も頑張っていきたいと思います」と語った。
また、記者団からの「賞品のC 180に乗ってシーズンオフの日はどこにドライブに行きたいか?」という質問に関して「オフの日は千葉にゴルフをやりに行くことがよくあるので、千葉あたりまでドライブに行きたい」と答えていた。また、来季の成績目標について問われると「2016年は3割4分という高い打率を残せたので、2017年も3割3分以上でかつ100打点を目指したい」とのこと。
贈呈式の最後には恒例の“無茶振り企画”として、井出社長が投げるボールを坂本選手が打つというパフォーマンスを実施。井出社長が緊張のあまり、第1球はまさかのデッドボールを投げるというハプニングもあったが、さすが打率.344を誇る坂本選手だけあり、第2球を天井へ正確に打ち返していた。
なお、贈呈式で坂本選手のサインが書き込まれた車両は、2017年1月8日まで引き続きヤナセ東京支店 メルセデス・ベンツショウルームで展示される。