ホンダ、米アルファベットの自動運転研究開発子会社「ウェイモ」と共同研究に向け検討を開始

ホンダの自動運転車「オートメイテッド ドライブ」

　本田技研工業の研究開発子会社 本田技術研究所は12月22日、グーグル（Google Inc.）を傘下に持つアルファベット（Alphabet Inc.）の自動運転研究開発子会社 ウェイモ（Waymo）と米国にて自動運転技術領域の共同研究に向けた検討を開始したと発表した。

　両社の技術チームは、ウェイモの自動運転技術であるセンサーやソフトウェア、車載コンピュータなどをホンダの提供する車両へ搭載し、共同で米国での公道実証実験に使用していく。

　ホンダによると、同社は以前より自動運転技術の研究開発を進めており、2020年頃に高速道路での自動運転実用化を目指しているが、完全自動運転の実用化を目指すウェイモと共同研究を行なうことで、従来より行なっている自動運転技術に加え、完全自動運転の領域を広げ異なる技術アプローチを探求していくとしている。

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