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ピレリ、国内市販用タイヤの価格を平均6%~6.5%値上げ

2輪用と乗用車・SUV用夏タイヤは6月1日、乗用車・SUV用冬タイヤは8月1日から

2017年3月31日 発表

4月1日から順次発売となる小型車~中型車向けタイヤ「チントゥラート P6」

 ピレリ ジャパンは3月31日、国内市販用タイヤの価格を改訂し、6月1日から順次平均6%~6.5%値上げすると発表した。

 対象商品は乗用車・SUV用タイヤ(夏/冬)と2輪用タイヤ(ピレリ/メッツラー)で、値上げの実施は2輪用と乗用車・SUV用夏タイヤが6月1日、乗用車・SUV用冬タイヤが8月1日からとなる。値上げ率は乗用車・SUV用タイヤ(夏/冬)が平均6%、2輪用タイヤ(ピレリ/メッツラー)が平均6.5%。

 この値上げについてピレリでは、「昨年来、タイヤの主要原料である天然ゴムの価格が高騰を続け、併せて合成ゴム、カーボンブラック等の石油化学関連原材料も依然として騰勢を強めております。当社では、これら原材料価格の上昇による影響を吸収すべく企業努力を続けておりましたが、企業努力のみで高騰部分を吸収することが困難と判断し、市販価格の値上げを決定いたしました」と理由について説明している。