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「小さいけれどフォルクスワーゲン」。ポップな新色を追加した新型「up!」発表会
「コンポジション フォン」採用で「生活にスマートフォンを欠かせない方にぴったり」
2017年4月28日 15:54
- 2017年4月27日 開催
フォルクスワーゲン グループ ジャパンは4月27日、新型「up!」の発表会を開催。発表会場では新型up!のボディカラーをイメージしたプチファッションショーが行なわれ、モデルの矢野未希子さんをゲストに招いて、新型up!が披露された。
up!は2012年10月に日本へ導入されて以来、今回が初めての刷新。パワートレーンはこれまでと同じ、最高出力55kW(75PS)/6200rpm、最大トルク95Nm(9.7kgm)/3000-4300rpmの直列3気筒DOHC 1.0リッターエンジンと、5速シングルクラッチAT「ASG」との組み合わせとなり、JC08モード燃費は22.0km/L。
発表会では矢野さんが街中をup!でドライブする紹介映像が披露され、矢野さんはup!に乗った感想として「すごい乗りやすくて、女性には本当にぴったり。すごい座りやすいし、何時間でも運転できる。こういうクルマだとどこへでも行けそうだなと思いました」と話した。
紹介映像の後は、紹介映像で矢野さんが着ていた服をコーディネートした山脇道子さんと矢野さんがステージに登場。最近矢野さんはフラワーアレンジメントの勉強をしているとのことで、矢野さんがアレンジした花束が山脇さんに手渡されてからトークが開始された。
トークの中で、司会者から今乗りたいクルマの色を聞かれた矢野さんは「今だったら黄色に乗りたい。外装と内装の色がリンクしててかわいいし、黄色だけど大人っぽい」とコメント。山脇さんは、「ブルー。海に行きたい。展示しているup!の内装を見て、窓のフレームも同じブルーでかわいかった」とコメントした。
一方、発表会に登場したフォルクスワーゲン グループ ジャパン 代表取締役社長のティル・シェア氏は「最も小さいup!は人々を中心に考え、気軽に使ってもらえるクルマにする」と述べるとともに「クルマを気軽に使うということはコネクティビティの確保が必須になっている。『コンポジション フォン』というインフォテイメントシステムを使って、普段使っているスマートフォンをBluetooth、USBを使って簡単に接続することができる。up!が搭載しているインフォテイメントシステムは、日々の生活にスマートフォンを欠かすことができないという方、クルマに乗っていても常に繋がっていたいという方にぴったり」と機能の特徴を示した。
次に「ボディサイズやセグメントに関係なく、品質や安全性を含む技術を民主化することこそが、重要な本質でありミッションであると考えている。新型up!はコンパクトで軽量なクルマであっても、標準装備にオートライトやレインセンサーを追加して、トップクラスの安全性を確保している。高いボディ剛性や走行安定性は、高速道路でも疲れないクルマを実現して、若いお客様にとってのエントリーカーだけとしてでなく、同時に大きいクルマから小さいクルマへ乗り替えるダウンサイザーの品質に対する高いニーズも満たしている。ハンドルフィールや、ドアを閉めた時のどっしりとした音は、日々ユーザーの方に高品質を実感してもらえる」と話した。
最後に、今後のマーケティング活動について「TV-CMだけでなく、電子メディアを中心に新型up!のプロモーションを展開する予定で、専用サイト『Pack up!』を通じて、新型up!の本質や『こだわりのある小さいもの』の他ブランドとのクロスブランドコラボレーションの活動などを発信していく」として「新型up!は小さいけれど、フォルクスワーゲン。最も小さいフォルクスワーゲンです」と締めくくった。
なお、フォルクスワーゲン グループ ジャパンでは、新型up!のデビューに合わせて、限定車「up! with bears」(限定600台)と「roof up!」(限定130台)を同時発売。今後2017年中に、引き続き新型up!の限定車を追加発表する予定としている。