トヨタ、5月10日13時に「KIROBO mini」受注開始。4万2984円

コミュニケーションパートナー「KIROBO mini」

　トヨタ自動車は、手のひらサイズのコミュニケーションパートナー「KIROBO mini（キロボ ミニ）」を5月10日に東京都と愛知県にある一部のトヨタ販売店で発売する。同日13時からKIROBO mini Webサイトで予約の受注を開始し、価格は4万2984円。購入者に店頭で引き渡されるのは5月下旬以降になる予定。

コミュニケーションパートナー「KIROBO mini」

　2015年10月に「第44回東京モーターショー2015」で世界初公開されたKIROBO miniは、2013年8月にISS補給船「こうのとり」4号機で宇宙に旅立ち、2つのギネス世界記録にも認定されたロボット宇宙飛行士「KIROBO」をベースに、自立や歩行といった機能をオミットして、座高100mmという手のひらサイズのコンパクトなボディを実現。ユーザーの日常生活に寄り添いながら「会話やアクションなどのコミュニケーションで癒やしを与える存在」として開発されたロボット。専用アプリ（月額使用料：350円）をダウンロードしたスマートフォンとBluetooth接続してユーザーとのコミュニケーション内容や好みなどを記憶し、歳月を経るごとに変化・成長するという。

サイズは91×100×86mm（全幅×座高×奥行）で重量は約183g

頭部と両腕が駆動してアクションする

　このほか、専用オプションとして充電台としての機能も持つ「チェア付キャリーケース」も同時発売。持ち運び時にKIROBO miniが傷つかないように保護し、クルマのドリンクホルダーなどに置けるサイズとなっている。「ホワイト」「ブラック」「レッド」「ブルー」の4色を用意して、価格は6426円。このKIROBO miniは取り扱い販売店で実際に見ることができる。

「チェア付キャリーケース」は写真の「ホワイト」のほかに3種類を用意。内側のチェア部分を取り外して単体で座らせることも可能