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トヨタ、“ストレスのない走り”を実現した新型軽自動車「ピクシスエポック」

衝突回避支援システム「スマートアシストIII」搭載で安全装備強化

2017年5月12日 発売

84万2400円~133万9200円

新型軽自動車「ピクシスエポック」(写真はG“SAIII”)

 トヨタ自動車は5月12日、軽自動車「ピクシスエポック」をフルモデルチェンジして発売した。価格は84万2400円~133万9200円。

モデルエンジン変速機駆動方式価格
B直列3気筒DOHC 0.66リッターCVT2WD(FF)842,400円
4WD972,000円
B“SAIII”2WD(FF)907,200円
4WD1,036,800円
L2WD(FF)874,800円
4WD1,004,400円
L“SAIII”2WD(FF)939,600円
4WD1,069,200円
X“SAIII”2WD(FF)1,080,000円
4WD1,209,600円
G“SAIII”2WD(FF)1,209,600円
4WD1,339,200円

 5月9日に発売したダイハツ工業「ミラ イース(Mira e:S)」のOEMモデルとして登場した新型ピクシスエポックは、搭載する直列3気筒DOHC 0.66リッターエンジンのアクセル操作に対する反応をよくしたことで、発進や追い越し時の加速性能が向上。日常の買い物や通勤等の移動手段として、ストレスのない走りを実現したという。JC08モード燃費は2WD車が34.2km/L~35.2km/L、4WDは32.2km/Lとなる。

 安全装備も強化され、グレードに“SAIII”と付くモデルには歩行者にも対応する緊急ブレーキなど、先進安全機能を進化させた衝突回避支援システム「スマートアシストIII」を搭載。G“SAIII”にはオートハイビームを標準装備した。

 また、ビジネスユーザー向けとして荷室のデッキボード表皮にポリ塩化ビニルを採用する「ビジネスデッキボード」を標準装備したBグレードを新設定。汚れが付きにくくなったことに加え、後席を倒して荷物を載せる際の段差が縮小するなど、利便性を向上させている。

ピクシスエポックのボディサイズは3395×1475×1500mm(全長×全幅×全高。4WDの全高は1510mm)、ホイールベースは2455mm(写真はビジネスユーザー向けに設定される「B“SAIII”」)
歩行者にも対応する緊急ブレーキ(対歩行者は30~50km/h[速度差約30~50km/h]で検知可能)など、先進安全機能を進化させた衝突回避支援システム「スマートアシストIII」を搭載
LEDヘッドライトは「G“SAIII”」「X“SAIII”」に標準装備、「B“SAIII”」にオプション設定
LEDストップランプは全車標準装備

 インテリアでは、ドライビングポジションや頭上の圧迫感を改善しながら大人4人がしっかり乗れるスペースを確保。さらに、登録車では一般的なスイッチ式のバックドアオープナーを全車に標準装備する。

「G“SAIII”」のインテリア
後席足下スペース
荷室のデッキボード表皮にポリ塩化ビニルを採用する「ビジネスデッキボード」