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トヨタ、男子フィギュアスケートの宇野昌磨選手が入社

6月1日付で入社

2017年6月1日 発表

活躍が注目されている男子フィギュアスケートの宇野昌磨選手

 トヨタ自動車は6月1日、男子フィギュアスケートの宇野昌磨選手が6月1日付で入社したと発表した。

 社を挙げてスポーツを応援しているトヨタは、1996年の長野オリンピックゴールドスポンサー就任からオリンピックをサポート。2015年からは、IOC(International Olympic Committee:国際オリンピック委員会)の「ワールドワイド・オリンピック・パートナー(Worldwide Olympic Partner)」とIPC(International Paralympic Committee:国際パラリンピック委員会)の「ワールドワイド・パラリンピック・パートナー(Worldwide Paralympic Partner)」に就任している。

 宇野選手は入社にあたり、「このたび、トヨタ自動車にお世話になることが決まり大変嬉しく思います。フィギュアスケートは国内のみならず、海外での試合も多いため、世界各国に広がるトヨタの従業員や関係者の方々に応援いただけることはとても心強く、皆様とコミュニケーションが図れることをとても楽しみにしています。中京大学にも引き続きお世話になります。十分な練習環境を整えていただいている中京大学、このたび仲間として受け入れていただけるトヨタ自動車に感謝しつつ、学生と社会人を両立し、競技者としてのみならず、人としても成長できるよう精一杯頑張ります。今後とも応援よろしくお願いいたします」とコメント。

 トヨタの豊田章男社長は、「日本を背負い、世界を舞台に挑戦を続けるアスリートが私たちの仲間になることを嬉しく思います。私自身、スポーツを通じてネバー・ギブアップ、フォア・ザ・チーム、フェアプレーなど、生きるうえで大切なことを学びました。そして、苦しい時やつらい時には、アスリートの戦う姿に勇気づけられました。宇野選手の演技がたくさんの人を笑顔にしてくれることを期待しております」と語った。

 宇野選手は愛知県名古屋市に生まれ、5歳となる2002年からスケートを始めた。2015年には世界ジュニア選手権で優勝を収め、シニアへ移行して初のグランプリシリーズではファイナルへ進出。シニア1年目の男子シングルでは初となる銅メダルを獲得した。2016年~2017年のシーズンでは国際大会の四大陸選手権で3位、世界選手権では2位の成績を収めている。