陸上自衛隊、16式機動戦闘車などが登場する「平成29年度富士総合火力演習」を公開

「平成29年度富士総合火力演習」に登場した16式機動戦闘車

　陸上自衛隊は8月24日、静岡県御殿場市にある東富士演習場畑岡地区で実施する「平成29年度富士総合火力演習」を公開した。8月24日は学校予行、8月26日は教育演習、8月27日は公開演習といったスケジュールで演習が行なわれる。

　8月24日の学校予行では、演習を前に自衛隊音楽隊が「宇宙大戦争マーチ」など映画「シン・ゴジラ」で使用されたテーマ曲を組み合わせた「ゴジラ組曲」や、アニメ「ガールズ＆パンツァー」のテーマ曲などを演奏。

　演習では16式機動戦闘車（MCV）、水陸両用車（AAV）などが披露されたほか、例年通り、対戦車ヘリコプターのAH-1S（愛称：コブラ）、戦闘ヘリコプターのAH-64D（アパッチ・ロングボウ）といったヘリ火力、74式戦車、90式戦車、10式戦車の戦車火力などが登場、陸上自衛隊の主要装備品を使用した演習が行なわれた。

　なお、8月27日の公開演習はライブ映像配信が実施される。ライブ映像配信は、「FRESH!」「ニコニコ生放送」「スカパー！」「ひかりTV」で行なわれ、「FRESH!」「ニコニコ生放送」では9時30分頃から広報映像の配信も行なわれる。なお、当日実施予定の演習プログラムは陸上自衛隊のWebサイトで公開されている。

自衛隊演奏隊が映画「シン・ゴジラ」やアニメ「ガールズ＆パンツァー」のテーマ曲などを披露した

陸上自衛隊の主要装備品を紹介する演習

演習では16式機動戦闘車の機動展示が行なわれた

島嶼部に対する攻撃への対応を想定した演習