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ケンウッド、8V型液晶モデルをラインアップした彩速ナビ「MDV-M805L」「MDV-M705W」「MDV-M705」

渋滞表示や速度履歴などを表示する「新INFOウィンドウモード」や高音質コーデック「LDAC」など搭載

2017年10月中旬 発売

オープンプライス

8V型画面を採用した「MDV-M805L」

 ケンウッド(JVCケンウッド)は、AVナビゲーションシステム「彩速ナビゲーション」の新モデル「MDV-M805L」「MDV-M705W」「MDV-M705」を10月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はMDV-M805Lが11万円前後(税別)、MDV-M705WとMDV-M705が9万円前後(税別)。

品名型番店頭予想価格(税別)発売時期
地上デジタルTVチューナー/ Bluetooth内蔵 DVD/USB/SD AVナビゲーションシステムMDV-M805L110,000円前後10月中旬
MDV-M705W(200mmワイドモデル)90,000円前後
MDV-M705

 今回発売する彩速ナビゲーションは、ケンウッドの創立70周年を記念したモデルと位置付け、新たに“彩速ナビ”の中核をなす新シリーズ「TYPE M」として立ち上げるとともに、従来にない新提案を行なうべく“大画面モデルの投入、ドライブ情報の提供強化、ハイレゾリスニングの拡充”をコンセプトに企画開発。

 8V型画面を採用したMDV-M805Lをラインアップしたほか、全モデルに渋滞表示や速度履歴といった8つの情報を選択して、目的地への到着予定時間や残距離などをグラフィカルに表示する「新INFOウィンドウモード」を搭載。加えて、彩速ナビとハイレゾ対応デバイスをBluetooth接続してハイレゾ音源を転送する高音質コーデック「LDAC」も採用し、ワイヤレスでもハイレゾ音源相当の高音質サウンドを楽しめるようにした。

「MDV-M705W」
「MDV-M705」

 機能面では、高速描画技術「ジェットレスポンスエンジンIII」を搭載してフリック、ピンチ、ドラッグなどスマートフォン感覚のタッチ操作にも素早く反応できるようにしたほか、HOMEボタンに触れるとメインとなる操作ボタンが地図画面上に浮かび上がるアクティブオーバーレイGUIを採用。

 そのほかにも、傾いた路面でも高精度で測位して正しい自車位置を維持する「6軸ジャイロ」を搭載。準天頂衛星「みちびき」やワイヤレスでインターネットに接続できるBluetoothテザリングにも対応した。

 オーディオ面についてはLDACの採用のほかに、CDやMP3などの非ハイレゾ音源だけでなく、ハイレゾ音源もより高音質化してマスター音源のクオリティに近づける独自の高音質化技術「K2 TECHNOLOGY」を搭載。

 サウンドチューニング機能として、音が耳に到達する時間が同一になるように各スピーカーから出る音のタイミングを調整する「リスニングポジション調整」や、正面で演奏しているかのように音像イメージを座席に合わせて調整できる「フロントフォーカス調整」のほか、ユーザーが調整したイコライザーカーブに対して周波数のつなぎ目を補正する「ナチュラルEQ」などの機能を備え、最適なリスニング環境や好みのサウンドを楽しめるようにしている。

 また、ナビ内蔵メモリ、SDカード、USB接続のソースに収録されている全楽曲/動画を横断的に「アーティスト名」「アルバム名」などで検索できる「マルチAVブラウザ」を搭載。スピーディな選択や再生を可能とした。