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住友ゴム、神戸製鋼所より直接購入している部材はなし

スチールコードやビードワイヤーの一部に仕入先経由で使用しているものの、「素材に問題はない」

 住友ゴム工業は10月24日、神戸製鋼所が10月8日に公表した一連の不適切行為が自社製品に対して与える影響について発表した。

 発表によると、神戸製鋼所より直接購入している部材はないことが確認できたものの、タイヤに用いるスチールコードやビードワイヤーを生産する鉄鋼製品のメーカーに確認したところ、一部の部材メーカーで神戸製鋼所の素材を使用していることが判明した。ただし、部材メーカーは神戸製鋼所から「これらの部材に使用している素材に問題はない」との報告を受けているとのこと。

 これらの部材は、部材メーカーが同社と取り交わしている仕様に基づいた各種検査が行なわれるとともに、同社でも種々の検査を行なっていることから製品の性能や安全性に問題はないとしている。

 そのほかタイヤ以外の同社製品についても、神戸製鋼所で不適切行為があった素材の使用は確認できていないという。