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SUPER GTレーサー松田次生選手が「グランツーリスモSPORT」タイムアタックイベントに参戦

渋谷とニューヨークのタイムアタックバトル「Sony Square Grand Prix」を11月23日~26日開催

2017年11月23日 開催

渋谷とニューヨークで「グランツーリスモSPORT」のベストレコードを競う都市対抗のタイムアタックバトル「Sony Square Grand Prix」に参加した松田次生選手

 東京渋谷の“ソニースクエア渋谷プロジェクト”では11月23日~26日の期間、渋谷とニューヨークで「グランツーリスモSPORT」のベストレコードを競う都市対抗のタイムアタックバトル「Sony Square Grand Prix」が開催されている。

 開催初日の11月23日には、SUPER GTに参戦するレーシングドライバーの松田次生選手とレース実況で活躍するフリーアナウンサーのピエール北川氏が登場してスペシャルトークショーが行なわれた。

渋谷とニューヨークで「グランツーリスモSPORT」のベストレコードを競う都市対抗のタイムアタックバトル「Sony Square Grand Prix」は渋谷モディ1階店頭プラザで11月23日~26日の期間開催

 Sony Square Grand Prixは、PlayStation4用リアルドライビングシミュレーターゲーム「グランツーリスモSPORT」を使用して、東京渋谷から米ニューヨークにある「ソニースクエアNYC」におけるベストレコードにチャレンジするタイムアタック試遊会。

 11月23日~26日の4日間、毎日参加することが可能で、11月23日~25日はその日の渋谷チャンピオンを決定する「Daily Championship」を開催。イベントの最終日の11月26日にはニューヨークのベストレコードに挑戦して、真のチャンピオンを決定する「vs NYC Final Round」を開催。優勝者にはオリジナルトロフィーと副賞が贈呈されるというイベント。

 会場となった渋谷モディ1F店頭プラザには本格的なステアリングやレーシングシートを用意した試遊機が並べられ実際に松田選手も鈴鹿サーキットのコースを使用してタイムアタックに挑戦した。

イベントに登場した松田次生選手とピエール北川氏

 イベントに登場した松田選手は、先日開催されたSUPER GT最終戦を振り返り「チャンピオン争いでGT-Rとレクサス、どっちが日本一になるかというところだったのですが、優勝はしましたがシリーズタイトルには届かず残念だった」と話すとともに「今年の前半は本当に苦しくて、勝てないんじゃないかと言われていましたが、最後は勝ったので来年は(チャンピオンを)獲ります」と来シーズンに向けて意気込みを話した。

 また、グランツーリスモについては「実はグランツーリスモのゲームをやってうまくなってプロドライバーになった人がいるんですよ。同じ日産系チームでヤン・マーデンボロー選手もグランツーリスモで世界一になっているんです」と紹介、最新作のグランツーリスモSPORTについては「実際にサーキットを走っているんじゃないかと思うくらいそれぐらいキレイ。鈴鹿サーキットのスプーンコーナーにブレーキングポイントの目印にしている溝があるんですが、そこも再現されているんですよ」などとそのリアリティに感心していた。

 ニューヨークで記録された鈴鹿サーキットのコースレコード2分12秒084に挑戦するタイムアタックを前に「僕もピエールさんも三重県出身で鈴鹿サーキット生まれなので、目をつぶっては走れませんが、もう走り込んでますから」と意気込みを話した松田選手、2周のタイムアタックで2分6秒078を記録した。

松田選手はタイムアタックで2分6秒078を記録

 タイムアタックを終えて松田選手は「めちゃめちゃリアル、動きもリアルなのでしっかり減速して曲げないとだめですね」と感想を語るとともに「このタイムを見たらニューヨークの方がすごい盛り上がっちゃいますね」と話した。

 イベントでは、この後ソニースクエア渋谷プロジェクトのスタッフのミズモリさんが登場。松田選手にソニースクエア渋谷プロジェクトのナビゲーターとして広報大使となることをお願いするために、ミズモリ選手と松田選手のバトルが行なわれた。

自宅で練習をしてきたというミズモリ選手、初心者とは見えない走りを見せた

 同じく鈴鹿サーキットを舞台にしたバトルでは、松田選手はハンデとして20秒後にスタート。ミズモリ選手も初心者ではない走りを見せたものの松田選手が徐々に差を縮めテグナーカーブでミズモリ選手をロックオン。しかし、ヘアピンカーブ手前での追い抜き時に松田選手の接触によりミズモリ選手はコースアウト。その後のスプーンカーブでも松田選手の接触により再びミズモリ選手はコースアウト。

 松田選手の大人気ない走りに、実況を担当していたピエール北川氏からペナルティストップを言い渡されると松田選手はコース上で10秒停止。再び追いかける立場となった松田選手ではあったが、レース2周目に入ると松田選手の余裕の走りで逃げ切り、松田選手の勝利でバトルは終了した。

2周で行なわれたバトルは、松田選手による余裕の走りでバトルを制した

 バトル終了後、ミズモリさんからあらためて広報大使就任をお願いされた松田選手は「がんばります」と快く広報大使の銘を引き受けてイベントは終了した。

ソニースクエア渋谷プロジェクトのスタッフ ミズモリさんとともに記念撮影