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ヤマハ、可変バルブ機構の採用で60km/h定地燃費を46.2km/Lに高めた「TRICITY 125」2018年モデル

LEDヘッドライトやDC12V電源ジャック付き小物入れを新採用

2018年1月20日 発売

39万4200円~43万2000円

「TRICITY 125 ABS」の走行イメージ

 ヤマハ発動機は、フロント2輪のオートマチックコミューター「TRICITY(トリシティ)」シリーズの「TRICITY 125」「TRICITY 125 ABS」を改良して2018年1月20日に発売する。価格はTRICITY 125が39万4200円、TRICITY 125 ABSが43万2000円。

 2018年モデルとなる新しいTRICITY 125とTRICITY 125 ABSでは、エンジンに“BLUE CORE”思想を反映した「E3V7E」型を採用。高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減にフォーカスして開発されたこのエンジンでは、吸排気バルブを4バルブ化したほか、可変バルブ機構の「VVA」を搭載。吸気バルブの作動を低中速側と高速側で切り替えるVVAにより燃焼効率を高め、燃費は60km/h定地燃費で46.2km/L(2名乗車)、WMTCモード クラス1で43.6km/L(1名乗車)を実現している。また、トルク特性とFIセッティングの相乗効果によって高速域で心地よい加速感をもたらすという。

TRICITY 125(マットグレーメタリック 3)
TRICITY 125(マットグレーメタリック 3)
TRICITY 125(ホワイトメタリック 6)
TRICITY 125(ホワイトメタリック 6)

 フレームは新しいエンジンとのマッチングを図るべく新設計し、リアサスペンションにもツインチューブ式のショックアブソーバを新たに採用。高速域でも十分な強度と剛性のバランスを確保して良好な乗り心地を実現し、広い足下スペースを確保。足付き性を考慮して従来型からシート高が15mm低い765mmのメインシートを与え、リアタイヤはグリップ性に優れる130mm幅としている。

 このほかに装備では、ヘッドライトにロービーム3灯、ハイビーム2灯で構成するLEDヘッドライトを採用。フロントパネルの内側に「12V・DC電源ジャック付き小物入れ」を新設し、大容量(約23.5L)のシート下トランクにLED照明を装着して利便性を高めている。

TRICITY 125 ABS(ライトシアンメタリック 4)
TRICITY 125 ABS(ライトシアンメタリック 4)
TRICITY 125 ABS(ホワイトメタリック 6)
TRICITY 125 ABS(ホワイトメタリック 6)
TRICITY 125(2018年モデル)
型式2BJ-SEC1J
全長×全幅×全高(mm)1,980×750×1,210
シート高(mm)765
軸間距離(mm)1,310
最低地上高(mm)165
車両重量(kg)159(125 ABSは164)
エンジン型式E3V7E
最高出力9.0kW(12PS)/7,500rpm
最大トルク12Nm(1.2kgm)/7,250rpm
60km/h定地燃費値(km/L)46.2(2名乗車)
WMTCモード値 クラス1(km/L)43.6(1名乗車)