アルベルト、単眼カメラでも利用できるディープラーニング活用の深度推定（距離推定）エンジン「GTC Japan 2017」で発表

ディープラーニングを活用した単眼カメラによる深度推定イメージ

　コンサルティングやシステムソリューションの提供などを行なっているアルベルトは、12月12日～13日にNVIDIAがヒルトン東京お台場（東京都港区台場）で開催する「GTC Japan 2017」に出展し、ディープラーニングを活用した深度推定（距離推定）エンジンを発表する。

　アルベルトの深度推定（距離推定）エンジンでは、2次元の映像や画像をディープラーニングの活用で解析し、物体までの距離（深度推定）を高精度に判断できるほか、1つのカメラだけを使う単眼カメラでも深度推定できる「単眼推定」を実現。また、安価で汎用的な性能のカメラを用いた場合でも高い推定精度を発揮して、高い競争力を持つとしている。

　会場では同社ブースの展示物として、NVIDIAの自動運転向けAI車載コンピューター「DRIVE PX Parker AutoCruise」にアルベルトの自動運転などに応用可能な深度推定（距離推定）エンジンを搭載して発表。また、開催初日の12月12日には、NVIDIAの「Inceptionパートナー」70社からエントリーされた19社が登壇する「INCEPTION AI スタートアップ サミット」で深度推定エンジンのプレゼンテーションを実施。さらに12月13日には「ディープラーニング ビジネス/テクニカルトラック」にも登壇して当該技術の発表を行なうという。

　なお、GTC Japan 2017の開催概要については関連記事（ホンダの自動運転など自動運転関連のセッション多数、NVIDIA CEO ジェンスン・フアン氏が来日する「GTC Japan 2017」）を参照していただきたい。