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米スペースX、テスラ「ロードスター」を搭載した「ファルコンヘビー」の打ち上げ成功

宇宙空間を移動するロードスターを動画で公開

2018年2月6日(米国時間、日本時間2月7日未明)

打ち上げに成功

 イーロン・マスク氏がCEOを務める米スペースXは2月6日(米国時間、日本時間2月7日未明)、同社のロケット「ファルコンヘビー」の打ち上げに成功。テスラ初のEV(電気自動車)初代「ロードスター」を火星に向かって打ち上げた。

 フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられたロードスターは、打ち上げから6時間ほど飛行したのち、地球と火星の公転軌道を遷移する楕円軌道に向かい、半永久的に太陽を周回するという。

搭載された初代「ロードスター」

 今回、打ち上げに成功した「ファルコンヘビー」は3つのブースターを組み合わせたロケットで、テスラ ロードスターを打ち上げた後、2つのブースターと1つのコアブースター地上に着陸させてリサイクルしようという計画。

 同社がyoutubeで公開した動画では、ロケットの打ち上げに成功するとともに、2つのブースターが地上に着陸するようすや、宇宙空間を移動するロードスターのようすを確認できる。

Falcon Heavy Test Flight
宇宙空間を移動する初代「ロードスター」
2つのブースターが地上に着陸

 なお、東京青山にあるテスラ青山 (東京都港区南青山2-23-8)では、火星でドライブをするロードスターのドライバー気分を楽しんでもらおうと、2月7日~12日の期間、初代ロードスターを展示する。

テスラ青山 (東京都港区南青山2-23-8)で初代ロードスターを展示