ケンウッド、定額制音楽配信アプリ「SMART USEN」に対応した新型“彩速ナビ”「MDV-L505W/L505」「MDV-L405W/L405」

MDV-L505W

　ケンウッド（JVCケンウッド）は、AVナビ“彩速ナビ”シリーズのエントリーモデルとなる「TYPE L」シリーズの新製品「MDV-L505W」「MDV-L505」「MDV-L405W」「MDV-L405」を3月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はMDV-L505WとMDV-L505が7万円前後（税別）、MDV-L405WとMDV-L405が6万円前後（税別）。

「TYPE L」シリーズは、フラグシップモデル「TYPE Z」シリーズなどで採用する「ハイレゾ対応」「高音質コーデック“LDAC”対応」「プロモードEQ」「6軸慣性センサー」などを省略して手ごろな価格を実現しつつ、高速描画技術「ジェットレスポンスエンジンIII」の搭載によるストレスのない快適な操作性、HDDナビと同等レベルのデータを収録しながら地図データなどの検索・表示の高速レスポンスを実現する独自のデータ圧縮技術「S3フォーマット」、直観的に操作できる「シンプル＆スマートGUI」の採用、準天頂衛星「みちびき」の対応などでカーナビとしての使い勝手を確立。

　さらに上位モデルとなるMDV-L505WとMDV-L505では地図や動画などを美しく表示する光沢パネルを採用し、車両の傾きと全国の傾斜データをマッチングさせて高精度な自車位置測位を可能とする「高測3Dジャイロ」を搭載。また、ビット拡張、周波数帯域拡張、波形補正を行なって圧縮フォーマットをマスター音源のクオリティに近づける独自の高音質化技術「K2 TECHNOLOGY」を採用し、地上デジタルTVチューナーやBluetoothを内蔵するなどAV機能も強化している。

MDV-L505

　2018年モデルとなる新製品では、車両が逆走している場合に画面表示と音声で警告する「逆走警告」、目的地が近づくとボリュームを下げる「ゴールオートボリューム」、長時間の運転による危険回避を音声で促す「リフレッシュ通知」、地図表示を3パターンから好きなものを選べる「昼・夜地図3色パターン」を新たに採用してナビゲーション機能を充実させた。

　AV機能では1000以上の音楽専用チャンネルを楽しめるU-NEXT提供のスマートフォン用ラジオ型定額制音楽配信アプリ「SMART USEN」に対応。また、スマホをケーブル接続したまま車両の電源をOFFにすると、置き忘れないよう音声で知らせる「スマートフォン置き忘れ警告」も追加された。

　このほかにオプション機能で、ケンウッド製のナビ連携型ドライブレコーダー「DRV-N530」、同じくケンウッド製のナビ連動型高度化光ビーコン対応ETC2.0車載器「ETC-N7000」とETC2.0車載器「ETC-N3000」に対応。ETC2.0による渋滞回避や安全運転・災害時などの支援情報、自動料金収受などのサービスが利用可能になるほか、ETC-N7000を接続した場合は、高度化光ビーコンを活用して画面に信号機情報を表示する「信号情報活用運転支援システム（TSPS）」にも対応する。

MDV-L405W

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