日産、フレームSUVの新型「テラ」を今春に中国で初公開

フレームSUVの新型「テラ」

　日産自動車は2月26日、新中期計画「Nissan M.O.V.E to 2022」のLCV事業において新型車第1号となるフレームSUVの新型「テラ」を、2018年春に中国で初公開すると発表した。新型テラに関する詳細は4月に発表する予定。

　日産の小型商用車（LCV）には、ピックアップトラック、バン、小型トラックがあり、LCV事業の成長は中期計画の目標達成には必要不可欠として、2022年までにLCVとフレームSUVの販売台数を40％増やすと同時に、ピックアップトラックおよびフレームSUVでグローバルリーダーとなることを目指すとしている。なお、同社の2017年のLCVとフレームSUVのグローバル販売台数は、前年比7％増の90万7929台だった。

新型テラのフロントデザイン

リアには「TERRA」のエンブレムを装着

新型テラのインテリア

　LCV事業担当のアライアンスSVPであるアシュワニ・グプタ氏は、「新型『テラ』のお披露目が、間もなく中国で行なわれます。この実用的かつ頑丈な本格的フレームSUVは、日産のLCVの『どこにでも行ける（Go Anywhere）』を体現しています。『テラ』は、今春より中国を皮切りに、アジア各国で発売する予定です」。

「日産のLCV事業は着実に成長しています。日産の意欲的な中期計画と、ますます拡大する商品ラインアップにより、私達はこの成長の継続を確信しており、同時にとてもわくわくしています。『テラ』が間もなく発売され、数々の賞を受賞した『ナバラ』は、現在、世界133の市場で販売されており、世界中でますます多くのお客様が日産のLCVを購入されています」とコメントしている。