ニュース
日産、商用EV「e-NV200」を仕様向上。40kWhのバッテリー採用で航続距離300kmを実現
12月発売予定。6kWの普通充電器へ変更など
2018年4月19日 17:55
- 2018年4月19日 受注受付開始
- 2018年12月 発売予定
- 395万4960円~476万2800円
日産自動車は4月19日、商用EV(電気自動車)「e-NV200」について、40kWhの大容量バッテリーを採用して航続距離300km(JC08モード)を実現するなど仕様向上して注文受付を開始した。発売は12月の予定で、価格は395万4960円~476万2800円。
e-NV200
モデル | グレード | 乗車定員 | 原動機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
バン | GX ルートバン | 2人 | EM57 | 2WD(FF) | 3,954,960円 |
GX | 3,954,960円 | ||||
5人 | 4,054,320円 | ||||
ワゴン | G | 5人 | 4,600,800円 | ||
7人 | 4,762,800円 | ||||
今回の仕様向上では、40kWhの大容量バッテリーの採用により、航続距離300km(JC08モード)を実現するとともに、バッテリー容量の低下抑制や耐久性の向上などにより、バッテリーの高寿命化を実現。これにより、保証を従来の5年10万kmから8年16万kmへ延長した。
車両に標準装備している普通充電器を、従来の3kWから6kWへ変更。オフィスや店舗などで6kW普通充電器(壁掛型)を導入することにより、40kWhの大容量バッテリーでも従来と同等の約8時間で満充電が可能となる。
全車にコンセント2個を備える「パワープラグ」を標準装備。バッテリー容量が40kWhに増えたことにより、「パワープラグ」の1000Wでの使用時間を、従来の約8時間から約15時間へ拡大させた。
そのほか、全車にオートライトシステムを標準装備。ワゴンでは「EV専用NissanConnectナビゲーションシステム(地デジ内蔵)」を採用して、DVD再生機能、ミュージックボックス機能の追加や多彩なタッチ操作への対応など利便性・操作性を向上。バンでは、「UVカット断熱プライバシーガラス<スライドドア、リアサイド、バックドア+スライドサイドウィンドウ(両側)>」を標準装備(ルートバンを除く)した。
ボディカラーは「エクセレントブルー」を新設定して、全5色展開。