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【SUPER GT第5戦 富士】大嶋和也選手の「GT参戦100戦」記念セレモニーが行なわれる

2018年8月4日~5日 開催

大嶋選手の100戦目を祝うケーキを前にポーズを取るフェリックス・ローゼンクヴィスト選手(左)、大嶋和也選手(右)

 チーム・ルマンが走らせる6号車 WAKO'S 4CR LC500(大嶋和也/フェリックス・ローゼンクヴィスト組、BS)のドライバーである大嶋和也選手が、8月4日~5日の2日間にわたって開催されている「2018 AUTOBACS SUPER GT Round 5 FUJI GT 500mile RACE」(以下、SUPER GT第5戦 富士)でSUPER GTに参戦を開始してから100戦目を迎えた。

 予選日となる8月4日のピットウォークの時間帯に、チーム・ルマンのピットガレージにおいて大嶋選手のSUPER GT参戦100戦を記念するセレモニーが行なわれた。このセレモニーには、チームメイトのフェリックス・ローゼンクヴィスト選手、同チームの監督である脇阪寿一氏、スポンサー各社の代表者などが参加して、記念のケーキや花束などの贈呈が行なわれた。

2006年のデビュー以来、GT100戦目を迎えた大嶋選手を祝うセレモニーをピットウォーク時に実施

 大嶋和也選手は、2006年の開幕戦「2006 AUTOBACS SUPER GT 第1戦 SUZUKA GT300km」でGT300クラスにaprチームからデビュー。デビュー2年目には石浦宏明選手と組み101号車 TOY STORY apr MR-Sを駆って、最終戦でランキング2位となったプリヴェKENZOアセット・紫電(高橋一穂/加藤寛規組)と同点ながら優勝の数で上回り見事チャンピオンを獲得している。

デビュー2年目には石浦宏明選手と組み、101号車 TOY STORY apr MR-SでGT300クラスチャンピオンになった

 その後2008年に欧州F3選手権への挑戦を経て、2009年からはGT500クラスにステップアップし、2011年から現在のチーム・ルマンに在籍しており、2016年にはシリーズ2位を獲得している。

 100戦目を記念したセレモニーは、同チームの脇阪寿一監督がMCを努めて行なわれ、脇阪監督が「あれ、今日オレの誕生日やったっけ?」といういつもの寿一節でボケを入れたりして大いに盛り上がった。

 冒頭で100戦を記念したケーキが贈呈され、そこには大嶋選手の写真とメッセージが書かれており、さらに100戦を記念した「100」の文字がチョコレートで造形されていた。

脇阪寿一監督自らがMCを努めて盛り上げる
主役がようやく登場
100戦を記念したケーキ
MCに祝福を受け喜ぶ大嶋選手

 その後、チームのスポンサーを務める和光ケミカル(WAKO'Sブランドのオイルなどを販売する企業)の川邊社長、前田シェルサービスの前田社長、オウルテックの東海林社長が大嶋選手に花束やプレゼントを贈呈した。

 前田シェルサービスの前田社長は、仕事の合間にコツコツとアルミニウムから削り出したというLEXUS LC500を大嶋選手にプレゼントした。前田社長によれば、材料費、手間賃を入れると500万円はくだらないということだそうで、もらった大嶋選手も「冗談で作ってくださいよとは言ったんだけど……」と絶句していた。そしてセレモニーの最後に花束をプレゼントしたのは、チームメイトのフェリックス・ローゼンクヴィスト選手。最後に、チーム全員が入った記念撮影が行なわれ、セレモニーは締めくくられた。

和光ケミカルの川邊社長から花束贈呈
前田シェルサービスの前田社長からはアルミ削り出しのLEXUS LC500のモデルがプレゼントされた
アルミ削り出しのLEXUS LC500
興味深そうに見る大嶋選手
前田社長との記念撮影
オウルテックの東海林社長から花束贈呈
最後にローゼンクビスト選手からも花束贈呈
チーム全員で記念撮影
渡された記念品とケーキ