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トヨタのル・マン24時間レース優勝を支えたホイールメーカーであるレイズに、東大阪市が市長賞詞贈呈

レイズは1991年のマツダ 787Bに続いて2度目のル・マン24時間レース制覇

2018年8月9日 実施

東大阪市役所での市長賞詞贈呈式。左から株式会社レイズ 代表取締役社長 三根茂留氏、代表取締役会長 斯波眞澄氏、東大阪市 野田義和市長

 レイズは8月9日、2018年のル・マン24時間レースでレイズ製マグネシウム鍛造ホイールを装着したトヨタ TS050-HYBRIDが1-2フィニッシュをしたことなどにより、東大阪市役所から市長賞詞を贈られた。同日、東大阪市役所内で市長賞詞贈呈式が行なわれた。

 市長賞贈呈式では、東大阪市 野田義和市長から賞状および記念品が、レイズ 代表取締役会長 斯波眞澄氏、同 代表取締役社長 三根茂留氏に贈られた。

 今回、レイズに市長賞詞が贈られたのは、ル・マン24時間レースの足まわりを高度な技術で支えたこともあるが、「モノづくりのまち東大阪の企業がトヨタと一緒に開発し、高度な加工技術などにより極めて高性能なホイールを造り上げ、勝利の一因とされたこと」などが評価された。このことがモノづくりのまち東大阪の認知度向上に大きく貢献し、今回の贈呈につながった。

2018年のル・マン24時間レースはトヨタ TS050-HYBRIDが1-2フィニッシュ。中嶋一貴選手の乗る8号車が優勝し、日本人ドライバーによる日本車の優勝は初めて

 東大阪市 野田義和市長、川口誠司副市長は、レイズ 斯波会長、三根社長にホイール作りについて質問。斯波会長、三根社長はトヨタとのホイール作りにおいて、空力に配慮しつつ軽量化を行なったことなど、開発の苦労話を語った。

ホイールやもの作りについて語った
川口誠司副市長(左)とトライくんも加わり東大阪市役所前での記念写真
市長、副市長に続いてホイールの重さを確かめるトライくん。市長、副市長もその軽さに驚いたようだ

 レイズがル・マン優勝車のホイールとなったのは、1991年のマツダ 787Bに続いて2度目。日本車優勝を常にレイズが支えていたことになる。

 東大阪市役所1階ロビーには、ル・マン24時間レースでトヨタ TS050-HYBRIDに供給したホイールなどレイズ製ホイールを特別展示。8月31日まで土日祝日を除いて写真パネルなどとともに展示される(8月25日は開庁日のため展示)。

東大阪市役所1階ロビーの特別展示エリア