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パナソニック、業界初のゾーン30内スピード超過や高速道路逆走警告を搭載するブルーレイ対応7V型SDカーナビ「ストラーダ」2機種

10月上旬発売

2018年10月上旬 発売

オープンプライス

CN-RX05WD

 パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、カーナビステーション「ストラーダ」の新製品として、ブルーレイディスクプレイヤーを搭載した7V型AV一体型カーナビ「CN-RX05WD」「CN-RX05D」の2機種を10月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は共に12万円前後。

 今回発売される2機種は、市販カーナビで同社だけのブルーレイディスクプレーヤーを搭載。パネルサイズはCN-RX05WDが200mm、CN-RX05Dが180mm。業界初となるゾーン30(生活道路区域内でクルマの最高速度を30km/hに制限する規制)内のスピード超過警告機能や、高速道路の逆走警告機能などを備えた「安全・安心運転サポート」を新搭載した。

 安全・安心運転サポート機能は、学校や住居地区の生活道路に設定されたゾーン30エリアを地図上に表示して安全な低速運転を喚起。制限速度を超過すると音声と地図上のアイコンで警告して、歩行者や運転者の安全をサポートする。さらに、高速道路の逆走警告機能はこれまでの高速道路のSA(サービスエリア)/PA(パーキングエリア)からの発進時の注意喚起だけでなく、実際の逆走を検知して音声や地図上のアイコンでドライバーに警告するといった機能の強化を行なった。

 加えて、オプションの高度化光ビーコン対応ETC2.0車載器「CY-ET2500VD」と組み合わせることで、高度化光ビーコンからの情報を活用した「信号情報活用運転支援システム」に対応。直近の信号を青信号で通過できる場合に通知する「信号通過支援」、早めの減速を促す「赤信号減速支援」、赤信号から青信号への残り時間を通知する「発進遅れ防止支援」でスムーズな走行をサポートするとした。

 また、新たに2018年11月から稼働する予定の2機を加えた計3機の準天頂衛星「みちびき」に対応。道路標高情報を活用した新アルゴリズムを搭載して、並走する高速道路と一般道路の高低差をより正確に検知可能にするなど、自車位置精度をさらに向上させた。

CN-RX05D

 そのほかの機能として、オプションのカーナビ連動ドライブレコーダー「CA-DR02SD」と連携して、カーナビ本体のディスプレイでドライブレコーダーの操作や録画映像の確認ができるほか、スマートフォンで検索した最新の店舗・スポット情報をカーナビに転送してルート探索ができるスマートフォンアプリ「NaviCon」に対応。交通情報システム「VICS WIDE」にも対応して、渋滞を避けるルートを探索・案内する「スイテルート案内」機能を搭載する。

 なお、有効期間2019年8月下旬~2021年12月10日(予定)までの無料地図更新が付き、期間中1回に限り全地図更新が可能となる。