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パナソニック、「みちびき」3機対応の9V型ダイナビッグディスプレイ搭載SDカーナビ「ストラーダ」2機種

ブルーレイ対応「CN-F1XVD」、スタンダードモデル「CN-F1DVD」

2018年10月上旬 発売

オープンプライス

ブルーレイ対応「CN-F1XVD」

 パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、カーナビステーション「ストラーダ」の新製品として、9V型大画面カーナビ「CN-F1XVD」「CN-F1DVD」の2機種を10月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はCN-F1XVDが18万円前後、CN-F1DVDが13万円前後。

 今回発売される2機種は、ディスプレイ部をコンソールから浮かせた新発想のフローティング構造を採用した「DYNABIG(ダイナビッグ)ディスプレイ」により国内の350車種以上に取り付け可能とするとともに、フローティング構造を活かした上下スライドや前後チルト、奥行調整、左右それぞれ15度の角度調整(F1XVのみ)で、良好な視認性・操作性を実現。直感的でスムーズな操作を可能とする「ダイレクトレスポンス」を進化させ、指の動きに瞬時に反応してストレスのないスクロールを可能とした。

DVD再生可能なスタンダードモデル「CN-F1DVD」

 ブルーレイやハイレゾ音源の再生に対応したCN-F1XVDでは、ディスプレイフレーム部にブラック塗装、ヘアライン加工が施されたアルミ素材を使用するとともに、エッジのダイヤカット加工によりシャープで高級感ある車内を演出。ディスプレイの左右スイング機能や、外光反射に強い「ブリリアントブラックビジョン」を搭載した。

 DVDの再生が可能なスタンダードモデル「CN-F1DVD」では、グレー調アルミ素材のフレームにラウンドエッジを採用し、親しみのあるやわらかい印象を創出。新開発の高輝度液晶と低反射フィルムの採用で、従来のDVDモデルより視認性を向上させた。

装着イメージ

 新搭載の「安全・安心運転サポート」では、業界初となるゾーン30(生活道路区内でクルマの最高速度を30km/hに制限する規制)エリアを地図上に表示し、制限速度を超過すると音声と地図上のアイコンで警告するスピード超過警告機能のほかに、高速道路のSA(サービスエリア)/PA(パーキングエリア)での発進時の注意喚起や、実際の逆走を検知して音声とアイコンでドライバーに警告する高速道路の逆走警告機能を搭載。

 さらに、オプションの高度化光ビーコン対応ETC2.0車載器「CY-ET2500VD」と組み合わせることで、直近の信号を青信号で通過できることを知らせる「信号通過支援」、早めの減速を促す「赤信号減速支援」、赤信号から青信号への残り時間を知らせる「発進遅れ防止支援」といった「信号情報活用運転支援システム」にも対応した。

 また、新たに2018年11月から稼働予定の2機を加えた計3機の準天頂衛星「みちびき」に対応することで、従来は1日8時間だった滞在時間を24時間に拡大。みちびきの信号を常に活用できるようになり、ビル街や山間部での測位が向上。加えて、高速道路の入り口などと近くを並走する一般道の高低差を、地図に収録された標高情報とマッチングさせる新アルゴリズムでより正確に測位可能とした。

 そのほかの機能として、カーナビ本体のディスプレイでドライブレコーダーの操作や録画映像の確認、駐車中の録画なども可能なカーナビ連動ドライブレコーダー「CA-DR02SD」と連携できるほか、交通情報システム「VICS WIDE」に対応して、渋滞を避けるルートを探索・案内する「スイテルート案内」機能を搭載。さらに、スマートフォンアプリ「NaviCon」にも対応して、スマホで検索した情報をカーナビに転送してルート探索可能とした。