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日野、トヨタファイナンス、住友三井オートサービスの3社、商用車領域の新会社「MOBILOTS(モビロッツ)」設立
商用車の「所有」から「利用」へのシフトに対応
2018年9月28日 15:08
- 2018年9月28日 発表
日野自動車、トヨタファイナンス、住友三井オートサービスの3社は9月28日、商用車領域における新会社「MOBILOTS(モビロッツ)」の設立で合意したと発表した。
この新会社は、トヨタファイナンスの日野キャプティブファイナンス事業と住友三井オートサービスの東西ロジスティクス営業本部が行なっているトラック・バスのファイナンス・リース事業を集約し、独占禁止法のクリアランスを経て2019年2月に設立する予定。
モビロッツでは、日野が持つ車両やICTなどの技術力と日野車の販売・整備によるユーザーとのつながり、トヨタグループの販売金融会社として30年間培ってきたトヨタファイナンスが持つノウハウと資金調達力、住友三井オートサービスが持つファイナンス・リースの高い専門性とマルチブランドを取り扱うことによる提案力を集結させる点をアピール。この強みを活かして現行のファイナンス・リースの提供に加え、コネクティッド技術などの新技術を活用し、多様化する商用車ユーザーのニーズや課題に対応していく。
自動車産業の大変革期と言われる現代では、物流業界をはじめとするトラック・バス市場でもさまざまな課題が顕在化しつつあり、今後は自動運転やコネクティッドといった新しい技術の開発と普及により、商用車を取り巻く環境が大きく変化。商用車でも「所有」から「利用」にシフトして、新しい使い方のニーズが高まってくるとの予想から、新会社を設立することになっている。
会社概要
正式名称:MOBILOTS株式会社
本社所在地:東京都新宿区を予定
代表者:木内宏成(予定。現TFC執行役員)
事業概要:商用トラック・バスのファイナンス・リース事業
株主構成:トヨタファイナンス50.1%、住友三井オートサービス33.4%、日野自動車16.5%
資本総額:150億円
設立年月:2019年2月(予定)
従業員数:約160名