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日立オートモティブシステムズとマツダ、車両挙動を安定化する「G-ベクタリング コントロール プラス」を共同開発

10月11日から予約受注を開始したマツダ「CX-5」から順次搭載

2018年10月11日 発表

日立オートモティブシステムズとマツダが共同開発した「G-ベクタリング コントロール プラス」を搭載したマツダ「CX-5」

 日立オートモティブシステムズとマツダは10月11日、マツダの新世代車両運動制御技術「スカイアクティブ ビークル ダイナミクス(SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICS)」第2弾となる「G-ベクタリング コントロール プラス(G-Vectoring Control Plus)」を共同開発したと発表した。

 G-ベクタリング コントロール プラスは、日立オートモティブシステムズが有する車両運動制御アルゴリズムを元にマツダが応用開発し、2016年に発表した「G-ベクタリング コントロール」の進化技術。G-ベクタリング コントロールによる車両の横方向と前後方向の連係運動に加えて、ブレーキによる直接ヨーモーメント制御によってさらなる車両挙動の安定化を実現する。

 G-ベクタリング コントロール プラスは、同日に予約受注を開始したマツダ「CX-5」の商品改良モデルから順次マツダの各モデルへ搭載される。

 日立オートモティブシステムズは、今後も自動車の安全性や快適性を向上する自動車機器システムの開発を強化し、自動車メーカーの魅力あるクルマづくりに貢献していくとした。