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三菱自動車、ゴーン会長逮捕で内部調査。取締役会に解任を提案

2018年11月20日 発表

写真は日産自動車と三菱自動車工業が資本業務提携を発表した2016年のもの。カルロス・ゴーン氏(左)、益子修氏(右)

 三菱自動車工業は11月20日、11月19日に同社取締役会長(代表取締役)であるカルロス・ゴーン氏が金融商品取引法違反(有価証券報告書虚偽記載)の容疑で東京地方検察庁に逮捕されたことを受けて、ゴーン氏の解任や内部調査を行なっていくことを明らかにした。

 同社のリリースでは、「当社では、当社取締役会長が逮捕されたことを受けて、容疑の内容がコーポレートガバナンス及びコンプライアンスに関するものであることも踏まえ、カルロス・ゴーンの会長及び代表取締役の職を速やかに解くことを取締役会に提案することと致しました」とコメント。

 なお、同社において同様の不正行為が行なわれていなかったかどうかについては今後速やかに内部調査を行なう予定としている。

2018年のCESに出席したカルロス・ゴーン氏