ミシュラン、キャンピングカー専用タイヤ「アジリス キャンピング」

ミシュランが3月1日に発売するキャンピングカー専用タイヤ「アジリス キャンピング」

　日本ミシュランタイヤは、キャンピングカー専用タイヤ「AGILIS CAMPING（アジリス キャンピング）」を3月1日に発売する。サイズは215/70 R15 CP 109Q～225/75 R16 CP 118Rの計5サイズで、価格はオープンプライス。

　就寝用のベッドや調理を行なうキッチンなどの追加で車両重量が増えるキャンピングカーでの使用に対応するため、アジリス キャンピングでは商用車用の「LT/C」規格よりも空気圧設定を高め、高負荷での常用を実現。高荷重に対応しつつ、優れた耐久性や操縦安定性を発揮するキャンピングカー専用タイヤとしている。

アジリス キャンピング発売サイズ

225/65 R16 CP 112Q
215/75 R16 CP 113Q
225/75 R16 CP 118R
215/70 R15 CP 109Q
225/70 R15 CP 112Q

　具体的な導入技術では、ミシュランの大型トラック向けタイヤでも採用されている、トレッド面の両サイドまでナイロンキャッププライカバーする独自技術でトレッド面の接地を均一化し、ふらつきを軽減して操縦安定性を確保。さらに強靭なビード構造と2枚のケーシングを使うことで、キャンピングカー用タイヤとして求められる強度や耐久性を高次元で実現し、過酷な条件でも高い耐久性を発揮する。また、速度記号では「Qレンジ」（160km/h）と「Rレンジ」（170km/h）を採用する。

　トレッドパターンには排水性を向上させる深溝設計が与えられ、ショルダー部のブロックデザインと深い横溝設計でM＋Sマーキングを獲得。雨天走行中も安心感のあるグリップ力を備え、オートキャンプ場などの非舗装路でも高いトラクション性能を発揮する。

　なお、新製品のアジリス キャンピングは、2月1日～3日に幕張メッセ 国際展示場（千葉県千葉市美浜区）で開催される「ジャパンキャンピングカーショー 2019」のミシュランブースで製品展示される。

タイヤのサイドウォールにキャンピングカー専用タイヤであることを示すCPの文字が刻まれる

サイド部分のブロックデザインや深い横溝設計により、オートキャンプ場などの非舗装路でも高いトラクション性能を発揮する

アジリス キャンピングの製品ロゴ