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ホンダ、ブラジル新4輪車工場を稼働開始

「フィット」から生産開始

2019年2月28日 発表

ホンダオートモーベイス・ド・ブラジル・リミターダ 新4輪工場

 本田技研工業は2月28日、ブラジルの4輪車生産販売子会社ホンダオートモーベイス・ド・ブラジル・リミターダの新4輪車工場(サンパウロ州イチラピーナ市)が稼働開始したと発表した。

 新4輪工場の生産能力は12万台/年、従業員数は約2000名(生産体制再編完了時)、投資金額は約10億レアル(約290億円:1レアル/約29円)。新工場の稼働開始は、4輪事業の基盤強化を目的とした生産体制再編計画を推進するもので、新4輪車工場での生産を「フィット」から開始。

 ホンダオートモーベイス・ド・ブラジル・リミターダでは、サンパウロ州スマレ市にある既存のスマレ工場で「シビック」「フィット」「シティ」「HR-V」「WR-V」を生産している。

 今後、スマレ工場における完成車生産を新4輪車工場へ順次移管して、2021年に再編を完了する予定。