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ポールスター、フルEVのファストバックモデル「ポールスター 2」発表。3万9900ユーロから

ジュネーブショー 2019で初公開

2019年2月27日(現地時間)発表

ジュネーブショー 2019で初公開される「ポールスター 2」

 ボルボ・カー・グループ傘下のポールスターは2月27日(現地時間)、スイス ジュネーブで開催される「第89回 ジュネーブ国際モーターショー」(プレスデー:3月5日~6日、一般公開日:3月7日~17日)でフルEV(電気自動車)ファストバック「Polestar 2(ポールスター 2)」を初公開すると発表した。

 ポールスター 2は2020年初頭に中国で生産が開始され、当初はアメリカ、カナダ、ベルギー、ドイツ、オランダ、ノルウェー、スウェーデン、イギリスで販売を開始。その他の市場での発売は検討中とのこと。右ハンドルと左ハンドルの両方が用意され、ドイツでの販売価格は3万9900ユーロ~5万9900ユーロ(約503万円~750万円)となり、発売当初の12か月には5万9900ユーロの「launch edition」が設定される。

ポールスター 2は「テスラ モデル 3周辺の市場」となるコンパクトEVセグメントに属するモデル
ポールスター 2

 5ドアファストバックのボディにボルボ・カー・グループの「CMA(コンパクト・モジュラー・ アーキテクチャ)」を適用し、2つのモーターと78kWhの容量を持つバッテリーを搭載して4輪を駆動。フロアと統合されたバッテリーから300kW(408HP)/660Nmを発生するモーターに電力供給され、0-100km/h加速は5秒未満に相当するという。また、オーリンズ製ダンパー、ブレンボ製ブレーキ、20インチ鍛造ホイールなどをセット装着してドライビングダイナミクスを向上させる「パフォーマンスパック」も用意する。

モーターは300kW(408HP)/660Nmを発生して4輪を駆動
「ウェルカムシーケンス」も可能なPixel LEDヘッドライトを装備

 車内では自然発話による音声制御に対応する11インチタッチスクリーンディスプレイを搭載するほか、世界初となる「Androidを搭載したインフォテインメントシステム」を搭載。EV対応のGoogle MapsやGoogle Play ストアなどをGoogleの車載組み込みサービスとして初採用し、Androidによるバックボーンでアプリと車両機能を共存させ、適応性の高いデジタル環境が提供されることになる。

ポールスター 2は「Androidを搭載したインフォテインメントシステム」を世界初搭載