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【SUPER GT 公式テスト富士】12号車「カルソニック IMPUL GT-R」が1分28秒254で初日トップタイム

レクサス勢トップは39号車「DENSO KOBELCO SARD LC500」、ホンダ勢トップは64号車「Modulo Epson NSX-GT」

2019年3月30日~31日 開催

大人(高校生以上):1000円(中学生以下は保護者同伴で無料)

駐車料(当日券のみ):4輪1600円、2輪800円

12号車「カルソニック IMPUL GT-R」

 SUPER GT 2019年シーズンの開幕戦「2019 AUTOBACS SUPER GT Round1 OKAYAMA GT 300km RACE」(4月13日~14日開催)に向けて、「SUPER GT公式テスト」が3月30日〜31日の2日間、富士スピードウェイで開催されている。

 3月30日、現地の天候は曇り、気温も低めで路面温度も上がりにくい状況。そういった中、「セッション1」「セッション2」と2回の走行が行なわれ、2回の走行を総合した公式テスト初日のトップタイムは、GT500クラスが12号車「カルソニック IMPUL GT-R」(ジェームス・ロシター選手)の1分28秒254。GT300クラスが25号車「HOPPY 86 MC」(松井孝允選手)の1分36秒377となった。

午前の走行「セッション1」

39号車「DENSO KOBELCO SARD LC500」

 午前の走行「セッション1」でのGT500クラスのトップタイムは、ブリヂストンを履く39号車「DENSO KOBELCO SARD LC500」(ヘイキ・コバライネン選手)の1分28秒436。2番手タイムは横浜ゴムを装着する19号車「WedsSport ADVAN LC500」(坪井翔選手)の1分28秒487。3番手タイムはブリヂストンを装着する6号車「WAKO'S 4CR LC500」(山下健太選手)の1分28秒552。以降、5番手までレクサス勢が上位を占めた。

19号車「WedsSport ADVAN LC500」
6号車「WAKO'S 4CR LC500」

 日産勢では、セッション1の6番手、ミシュランタイヤを装着する23号車「MOTUL AUTECH GT-R」(ロニー・クインタレッリ選手)の1分29秒037がトップ。そしてホンダ勢では、7番手でダンロップタイヤを装着する64号車「Modulo Epson NSX-GT」(牧野任祐選手)の1分29秒043がトップタイムとなった。

23号車「MOTUL AUTECH GT-R」
64号車「Modulo Epson NSX-GT」

 GT300クラスのトップタイムは、25号車「HOPPY 86 MC」(松井孝允選手)の1分36秒377。2番手は10号車「GAINER TANAX triple a GT-R」(星野一樹選手)の1分36秒468。3番手は34号車「Modulo KENWOOD NSX GT3」(道上龍選手)の1分36秒830で、いずれも横浜ゴム装着車であった。

25号車「HOPPY 86 MC」
10号車「GAINER TANAX triple a GT-R」
34号車「Modulo KENWOOD NSX GT3」

午後の走行「セッション2」

 午後に行なわれたセッション2でのトップは、ブリヂストンを装着する12号車「カルソニック IMPUL GT-R」(ジェームス・ロシター選手)の1分28秒254。2番手タイムはミシュランタイヤを装着する23号車「MOTUL AUTECH GT-R」(ロニー・クインタレッリ選手)の1分28秒349。

 3番手は、ダンロップタイヤを装着する64号車「Modulo Epson NSX-GT」(牧野任祐選手)の1分28秒567で、この日に行なわれた2回の走行でホンダ勢トップを維持した。

23号車「MOTUL AUTECH GT-R」
64号車「Modulo Epson NSX-GT」

 一方、午前中に上位を占めたレクサス勢は、セッション2の7番手、ブリヂストンタイヤ装着の37号車「KeePer TOM'S LC500」(ニック・キャシディ選手)の1分28秒919がトップとなった。

37号車「KeePer TOM'S LC500」

 GT300クラスでは、横浜ゴムを装着する10号車「GAINER TANAX triple a GT-R」(石川京侍選手)の1分36秒899がトップ。2番手は、同じく横浜ゴムを装着する4号車「グッドスマイル 初音ミク AMG」(谷口信輝選手)の1分36秒910。3番手はブリヂストンを装着する96号車「K-tunes RC F GT3」(新田守男選手)の1分36秒919。

10号車「GAINER TANAX triple a GT-R」
4号車「グッドスマイル 初音ミク AMG」
96号車「K-tunes RC F GT3」

 これにより、公式テスト初日2回を総合したトップタイムは、GT500クラスが12号車「カルソニック IMPUL GT-R」(ジェームス・ロシター選手)の1分28秒254。GT300クラスが25号車「HOPPY 86 MC」松井孝允選手の1分36秒377となった。

 SUPER GT公式テストは3月31日にも実施され、各チームのマシンの仕上がりが確認できる。入場料は大人(高校生以上)が1000円(中学生以下は保護者同伴で無料)、駐車料(当日券のみ)は4輪1600円、2輪800円。

 走行時間は「セッション3」が9時15分~11時15分、「セッション4」が13時15分~15時15分。会場はパドックフリーとなっており、各タイヤメーカーのタイヤサービスの作業風景が見られるほか、レーシングカーの整備風景を間近で見れる「オープンピット」(12時~12時35分)への参加も無料となっている。

ブリヂストンのタイヤサービス
横浜ゴムのタイヤサービス
ミシュランのタイヤサービス
ダンロップのタイヤサービス