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ジープ、「ラングラー」に“最強のオフロード性能”を誇る「アンリミテッド・ルビコン」
悪路で有効な「ロックトラックフルタイム4×4システム」などを装備
2019年4月8日 20:05
- 2019年5月18日 発売
- 588万6000円
FCA ジャパンは、ジープ「ラングラー」のラインアップに“最強のオフロード性能”を誇る「Unlimited Rubicon(アンリミテッド・ルビコン)」を追加して、5月18日に発売する。価格は588万6000円。
日本に導入されるアンリミテッド・ルビコンは、4ドア仕様の「アンリミテッド」をベースに、最高出力284PS、最大トルク347Nmを発生するV型6気筒DOHC 3.6リッターエンジンを搭載。トランスミッションは8速ATを組み合わせる。
アンリミテッド・ルビコンには、強い駆動力を必要とする悪路において有効な「ロックトラックフルタイム4×4システム」を装備。専用の変速比が与えられた副変速機を持ち、ローレンジの変速比は通常の2.717から4.000にまで低レンジ化され、最終減速比も3.454から4.100へ変更。これにより、岩場や凹凸のある急勾配路を、極低速で地を踏みしめるように進む場面で威力を発揮するという。
また、必要に応じて任意で後輪のみ、または前後輪両方のディファレンシャルを直結状態にできる前後輪ディファレンシャルロックを装備。ディファレンシャルを内包する前後アクスルには、ヘビーデューティ仕様となるDana製の「Dana44」を採用(他グレードではリアのみ)。さらにフロントのスタビライザーを任意に解除することで、悪路においてフロントアクスルをより柔軟にストロークさせることができる「電子制御式フロントスウェイバーディスコネクトシステム」を備えた。
エクステリアでは、ルビコン専用の17インチアルミホイールにマッド&テレインタイヤが組み合わさるとともに、標準仕様のサイドステップを車体のダメージを緩和するロックレールへと変更した。このほか、ダークグレーのアクセント入りフロントグリルや、ブラック仕様のハードトップおよびフェンダーフレア、フロントフェンダーのRubiconデカールなどを採用している。
インテリアには、ルビコン専用のレザーシートや、レッドカラーのインストルメントパネル(ボディ色がパンプキンメタリックの場合はシルバーカラー)、サブバッグなどが取り付け可能なフロントシートバックアタッチメントを装備した。
なお、モデル名に採用されている「ルビコン」は、過酷なトレイルで一定の性能試験をパスしたモデルのみに与えられる「Trail Rated」バッヂを備えるモデルの中で“最強のオフロード性能”を誇るモデルと位置付けている。