ミシュラン、クラシックタイヤ「MXV3-A」。1980年代～1990年代前半の車両に向け復活

　日本ミシュランタイヤは、ヤングタイマー世代（初年度登録より約15年～30年を迎える車両）のクラシックカー用タイヤ「MICHELIN MXV3-A（ミシュラン エムエックスヴイスリー エー）」を5月より発売する。サイズは14インチの「195/60R14 TL 86V」「195/65R14 TL 89V」2サイズ、価格はオープン。

　MICHELIN MXV3-Aは、1992年に日本国内で販売を開始。1980年代～1990年代前半に販売された当時のハイパフォーマンスラグジュアリーカー向けに開発したタイヤ。優れた操縦安定性とウェット性能を備えながら、スポーティさと快適性という異なるニーズをひとつに集約したという。

　今回、新たなクラシックタイヤとしてラインナップするMICHELIN MXV3-Aは、当時の開発コンセプトと外観はそのままにミシュランの最新技術を投入することで、車両や現代の路面環境に最適化した。

　いわゆるヤングタイマー世代と呼ばれる車両に向けた商品の発売について、日本ミシュランタイヤでクラシックタイヤを担当する鈴木義子氏は「ここ数年、海外を含め日本においてもクラシックカーへの人気が高まっている傾向にあり、外観含め当時の車両本来の乗り味を楽しみたいという要望を多くいただきます。ミシュランではそうしたユーザーニーズにお応えできるタイヤを提供することで、より多くのクラシックカーファンに走る楽しさと安全を提供できると考えています」とコメントしている。