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ミシュラン、クラシックタイヤの新製品「MICHELIN XAS(エックスエーエス)」

ポルシェ認証マーク「N0」を取得。サイズは165/R15 TL 86V N0のみ

2020年4月1日 発売

オープンプライス

クラシックカー向け「MICHELIN XAS」

 日本ミシュランタイヤは、クラシックカー向けタイヤ「MICHELIN XAS(ミシュラン エックスエーエス)」を4月1日より発売する。サイズは165/R15 TL 86V N0の1サイズで、価格はオープンプライス。

 1965年に販売されたMICHELIN XASは、路面と接地するトレッドデザインに非対称パターンを採用することで、グリップ性能とハンドリング性能を両立させながら最高速は210Km/hに設定され、当時の量産タイヤとしては先進的なものだった。そのため、発売当初から1つの基準タイヤとして認知され、世界中のさまざまな車両に装着された。現在はミシュランクラシックタイヤを象徴する製品として販売が続けられている。

 今回のMICHELIN XASは、当時の外観はそのままに、ポルシェ認証マークである「N0」を取得することでポルシェ 356をはじめとした初期のポルシェ 911やポルシェ 912などに装着が可能となる。さらに最高速を240Km/hまで引き上げたことでポルシェのみならず、1960年代~1970年代にかけて活躍した当時のスポーツカーにも広く装着できる。

 また、本来チューブタイプだったタイヤをチューブレスタイプに仕様変更することで、昨今のクラシックカーに多くみられるチューブレスホイールにも対応する。

ポルシェ356“グロックラー・スペシャル”(1952年)
ポルシェ911R(1967年)
ポルシェ912(1966年)