ニュース

ミシュラン、2020年度もSUPER GTに参戦。6年ぶりにGT300クラスにタイヤ供給

GT500クラスは2019年と同じ2台が装着。ポルシェワンメイクレースにも供給

2020年2月28日 発表

GT300クラスに参戦する「Aston Martin Vantage AMR GT3」の2020年度仕様完成イメージイラスト

 日本ミシュランタイヤは2月28日、2020年度の国内モータースポーツ活動内容を発表した。主な参戦カテゴリーはSUPER GTとポルシェのワンメイクレース。SUPER GT GT300クラスは6年ぶりの供給となる。

参戦カテゴリー

2020 オートバックス SUPER GT

 GT500クラスは2019年度に引き続き、#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rと、#23 MOTUL AUTECH GT-Rの2チームに供給。GT300クラスは、#9 Aston Martin Vantage AMR GT3と、#60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3の2チームに供給する。

 ミシュランでは、両クラスにおいて過去7度のシリーズチャンピオンを獲得(GT500/4回、GT300/3回)という実績と、10年以上にわたるSUPER GT参戦で得た経験と技術力を結集させ、GT500、GT300の両クラスでミシュランタイヤ装着チームがシリーズチャンピオンを獲得できるよう全力でサポートする。

MOTUL AUTECH GT-R(画像は2019年シリーズ)
CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(画像は2019年シリーズ)。2019年のSUPER GT第7戦「SUGO GT 300km RACE」にて、GT500クラスを制した平手晃平選手、フレデリック・マコヴィッキ選手
2020年シリーズにミシュランタイヤを履いて参戦する#9 Aston Martin Vantage AMR GT3(画像は2019年シリーズ)
ポルシェ・カレラカップ・ジャパン

 2020年も引き続きオフィシャルタイヤサプライヤーとして、ポルシェ・カレラカップ・ジャパン(PCCJ)のサポートを実施する。

911 GT3 CUP(PCCJ)
ポルシェ・スプリントチャレンジ・ジャパン

 オフィシャルタイヤサプライヤーとしてポルシェ・スプリントチャレンジ・ジャパン(PSCJ)にタイヤを供給。PSCJはPCCJヘのステップアップカテゴリーとして2010年から開催されていて(2018年まではポルシェ・GT3カップ・チャレンジ・ジャパンとして開催)、2016年よりミシュランがオフィシャルタイヤの供給を始め、PCCJと同じ品質のタイヤでレースを走れるだけでなく、同様のサポートを受けることができるレースシリーズとなる。

718ケイマンGT4クラブスポーツ(PSCJ)

2020 AUTOBACS SUPER GTサポートチーム

GT500クラス
No.エントラント名車両名ドライバー
#3NDDP RACING with B-MAXCRAFTSPORTS MOTUL GT-R平手晃平/千代勝正
#23NISMOMOTUL AUTECH GT-R松田次生/ロニー・クインタレッリ
GT300クラス
No.エントラント名車両名ドライバー
#9PACIFIC - D'station RacingAston Martin Vantage AMR GT3藤井誠/ニッキー・ティーム
#60LMcorsaSYNTIUM LMcorsa RC F GT3吉本大樹/河野駿佑
2020年 供給タイヤサイズ
カテゴリーフロントタイヤリアタイヤ
GT500/GT30030/68-18, 31/71-1831/71-18
PCCJ27/65-18 (991-2)31/71-18 (991-2)
PSCJ27/65-18 (991-1)31/71-18 (991-1)
25/64-18(996, 997-1&2, ケイマンGT4 CS)27/68-18(996, 997-1, ケイマンGT4 CS)
30/68-18 (997-2)