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埼玉県警とホンダアクセス、イオンモール川口前川店で「ストップ!あおり運転・ナンバープレート盗難」開催

なりきりミニ白バイ隊員コーナーや交通安全教室も

2019年6月9日 実施

あおり運転の実際を説明した交通教室。後方からヘッドライトでパッシング中

 埼玉県警察とホンダアクセスは6月9日、イオンモール川口前川店(埼玉県川口市前川)で交通安全・防犯キャンペーン「ストップ!あおり運転・ナンバープレート盗難」を実施した。

 このイベントは2018年6月5日に東名自動車道で発生したあおり運転をきっかけとした死亡事故や、埼玉県でも増えているというナンバープレート盗難への理解を深めることなどを目的とした交通安全・防犯キャンペーン。

 イオンモール川口前川店に特設ステージを設置し、交通安全を呼びかけたほか、家族連れの来場者が楽しめるよう子供向けに白バイ隊員のなりきりコーナーを用意。ナンバープレート盗難防止ネジの配布なども行なわれた。

埼玉県警の白バイ。本物ではなく、子供向けのミニ白バイ
パトランプはホンモノだろうか? モンキーの白バイはカワイイ
なりきりコーナー用の制服。女性白バイ隊員用の服もあった
こんな感じにまたがって撮影
ナンバープレート盗難防止コーナー
ナンバープレート盗難防止ネジの使い方説明
こちらのネジを配布していた

 イベントの冒頭、埼玉県警からあいさつ。埼玉県では5月まで(1月~5月)に53人が交通事故で亡くなっており、2018年に比べ27人減っているものの、全国でもワースト3位になるとのこと。53名中31名が高齢者となるほか、53名中21名が自転車乗車時(高齢者13名)となっており、高齢者の死亡事故、自転車の死亡事故が高い割合を占めていることを説明。また、東名のあおり運転死亡事故から1年が過ぎ、あおり運転を行なったドライバーに懲役18年の実刑判決が出たことも紹介。あおり運転への注意も呼びかけた。

 このイベントに協力するホンダアクセス 営業部 部長 森本勝也氏も登壇。ホンダアクセスはホンダ車用にナビやドライブレコーダーなどの純正用品を販売する会社だが、新車販売の際にドライブレコーダーの装着率が40%に上昇していることを紹介。ドライブレコーダーはあおり運転防止にも効果があると語ったほか、ドライブレコーダー装着車であることを示すちょっとしたステッカーをクルマに貼っておくだけでも効果があるとのこと。会場では、あおり運転防止の啓発チラシや、「ドライブレコーダー録画中」ステッカーが配布された。

埼玉県警からの交通事故概況の説明
株式会社ホンダアクセス 営業部 部長 森本勝也氏もドラレコの注目度について説明
あおり運転防止用のステッカーやチラシがホンダアクセスから埼玉県警に。これらが会場で配布された

 イベントのお楽しみコーナーとしては、慶應義塾大学 RevolveやNumber.によるダンスステージを実施。イベントへの集客を図っていたほか、埼玉県警による交通教室も実施。あおり運転の実際を説明していた。

イベントのお楽しみコーナー、慶應義塾大学Revolveのステージ
Number.のステージ
埼玉県警による交通教室。あおり運転のパターンを子供にも分かりやすいように実演していた
交通安全・防犯キャンペーン「ストップ!あおり運転・ナンバープレート盗難」が開催されたイオンモール川口前川店のイベントステージ