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日産、新型セダンのラインアップをグローバルで充実

2019年6月19日 発表

スカイライン(現行モデル)

 日産自動車は6月19日、日本で今秋発売する新型「スカイライン」など、新型セダンのラインアップをグローバルで充実させていくと発表した。

 日産ではグローバルで「スカイライン」「アルメーラ」「アルティマ」「マキシマ」「シルフィ」「セントラ」「サニー」「ヴァーサ」「ティアナ」といったセダンをラインアップ。

アルメーラ
アルティマ(米国仕様)
マキシマ(米国仕様)
新型「シルフィ」(中国仕様)
セントラ(米国仕様)
サニー
新型「ヴァーサ」(米国仕様)
ティアナ(日本仕様)

 米国においては、2018年に日産のセダンとして初採用の「プロパイロット」、量産型で世界初の直列4気筒 2.0リッター可変圧縮比ターボエンジン「VCターボ」を搭載した新型「アルティマ」を発売。

 日本で今秋発売する新型スカイラインには世界初のシステム「プロパイロット2.0」を搭載して、高速道路で同一車線内におけるハンズオフが可能なナビ連動ルート走行を実現させる。同社では、今後も大胆なデザイン、最新の先進安全技術や燃費性能の優れたパワートレインを搭載したセダンを投入していくとしている。

 同社が公開したアルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、日本、マレーシア、メキシコ、タイ、アラブ首長国連邦、米国で自動車を運転する人を対象に行なった調査結果によると、調査対象者のうち、セダンを所有していない人の75%が「現在あるいは将来的にセダンを購入検討の対象とする」と回答。特にセダンを所有していないミレニアル世代については、80%がセダンを購入検討の対象とすると回答したという。

 日産のグローバル商品戦略と商品企画を担当する常務執行役員イヴァン・エスピノーサ氏は「日産の最新のセダンはお客さまのニーズ、特に人生で初めてクルマを購入するような若いお客さまのニーズにもお応えします。セダン市場から撤退するメーカーもある中、私たちはセダンを求めるお客さまのニーズに今後も着実にお応えしていきます」とコメントしている。